一方、「就業規則」「就業時間」というもので縛られている一般の労働者の皆さんを見ると、何かが違うのではと思ってしまいます。決して「ブラック企業のように働く」と言っているわけではありません。Atlasマンツーマン英会話では平日は12時始業、21時終業と決めています。21時を過ぎて生徒と講師のレッスンが終了すれば、何を言わずとももちろん帰って良いのです。
しかし、その時が来ることに向けた歩みとの関わりで自らの役割を位置づけているのだとすれば、そこには「やらされ感」も、「疲労感」も感じないのです。むしろ些細な事であれ、その時が来ることに向けたサインなのではないかというセンスが日々研ぎ澄まされていくのが分かる人生を送るのです。もちろん、無理がたたり病気にならないように、時間の整理と空間の整理により日々整えることが肝心であるものの、ずっと仕事しているのです。そういう人生を、私を含め、この想念をシェアできる皆さんは送られています。
そして、「すぐやるか?」それとも「やらないか?」の違いがあります。想念として抱いているイメージ、突き動かす想いが告げるものである以上、残された時間は少ないという感覚が常にあるようです。だから「考えついたらばすぐにやる」のでしょう。
私のこれまでの起業者としての経験上、物事を思いついてから8割の段取りが整った段階で走り始めないと後は時間切れになるというのを知っています。もちろん、不十分なままでのスタートですが、だからこそ走りながら考えることになるのです。そうこうしている間に必要な知恵が必ず必要な時にこちらに向かってやって来ます。その結果、やがて8割が9割、9割が10割となり、成功することになるのです。
ところが、「絶対にやらない」人たちが大勢います。そもそも想念が重なっていないから仕方がないのですが、何だかんだといってはその場で始めることを避け、好機を逃すことになります。あるいは、それでも「なぜやらないのか?」とどやされ、どつかれる中、ようやく始めるのですがそんなやり方でうまく行くはずがありません。
やっている本人自身がやっていることについて確信に至っていなければ、何をやってもうまくいかなくなるのです。必要な時に必要な知恵がこちらに向かって降って来ることもないのです。その結果、間違いなく失敗することになります。すると本人は開き直って「だから、最初から始めるべきではなかった」と口を揃えて言うのです。
私は日本人の中で想念をシェアできる人を除けば、アメリカ人であれ、中国人であれ、外国人とのコミュニケーションの方が得意です。なぜなら、日本を一歩抜け出すと「想念の一致」と「すぐやる」という原則は社会構成原理だからです。それは、個人としての行動準則でもあります。
そのため海外の事業パートナーとの間で、仮に先方が早朝に電子メールをよこし、コメントを求めてきたりしても喜んで返してしまう自分がいるのでしょう。時に早朝からメール、あるいはチャットのラリーとなり、それでも疲れなど一向に覚えることはありません。
一方、日本の大半の人々との間では不思議なことに想念がシェアできない人が圧倒的多数です。日本に住んでいる多くの外国人ともシェアできることはありません。だから日本に住んでいるのですが、多くの皆さんが「このまま何も起きずに世界史は続いていく」と根拠なく思い込んでいるからです。
「変わらない日常、変わらない日本と世界」がそこでいう想念である以上、「すぐにやる」ことなど不必要なのです。これは、とても有害であり、だからこそ「すぐやらずに、結局やらない」という態度で終始することになるのです。何も起きず、何も始まらず、そしてただ漫然と日々が過ぎ去っていくだけとなっているのです。
最後に、私が起業家として目指すことは、2017年、いよいよ加速度を付けて始まった日本の崩落、あるいはそれに準じた状況に向けての歩みを先取りし、外国語のマンツーマンレッスンや就業を通じて、同胞である祖国の国民である日本人と母国の国民であるアメリカ人、そして世界に対して知らしめていくことです。
そして日本がある段階から死力を振り絞って急降下から急上昇へと舵を切り、結果として新しい日本の時代が実現することを話し、そのための動きを実態として支援していくことです。日本がそうなっていくことこそが、本当の権力が偉大な力によって誰の目にも明らかになるように実現しつつ、適時的確に広く世に対して知らしめることなのです。
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