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借金頼りの「高成長」にこだわり過ぎて資金が流出している

中国の融資(銀行だけではなく、シャドーバンクや非金融企業からの融資をふくむ新規融資実行総額)の推移を見てみると、ここ10年でとんでもないジャブジャブの金融緩和となっています。

 

もちろん、中国政府としては実用的にはほとんど意味のない6%台のGDP成長を、ひたすら資金のばらまきによって達成しようと努力しているのでしょうが、テナントの付かないオフィスビルや商業施設、入居差の入らないマンション群、人もクルマも通らない道路や橋といった粗大ごみの山を築いて見せかけの経済成長を維持しても、そのうち自分たち自身が粗大ごみとして中国の大衆に捨てられる運命だということを、どうしても理解できないようなのです。

 

なお、中国経済については、輸出は久しぶりに2ケタのプラス成長、輸入も減少率が久しぶりに1ケタに収まって、景気回復の兆しなどとはやす人も出てきました。しかし、その実態がどんなに危ないものかは、見事にに暴露しています。香港からの輸入だけが大激増しているのです。モノやサービスの輸入だけで1年間で2倍を上回る伸びというようなことはありえません。

 

実は、中国の貿易統計全般にかなり信用のおけない数字が散見されていますが、香港との輸出入総額のデータは特に暴れるという定評がありました。海外からの入金の中には、モノやサービスに対する対価という性質ではないものもいろいろと含まれています。不正な経路での投融資や、海外で成功した中国出身者が租税を回避しながら本国に残した家族親類に送金するというような資金です。こういった危ないカネも中国から香港に輸出したモノやサービスへの対価だという形式を踏めば、税務署や税関をくぐり抜けやすいというわけなのです。

 

ところが、今回激増したのは輸出ではなく、輸入でした。中国から海外への不正送金を覆い隠すために、香港から輸入したモノやサービスへの対価を送金しているのだという形式にしているのでしょう。

 

というわけで、政府は必死にあらゆるかたちでの融資を増やして、経済成長率を高止まりさせようとしていますが、中国の企業や家計は裏口から資金を海外に送り出しているようです。これはザルで水をすくうようなものですが、そして、中国社会の崩壊は、意外に静かにある日気がついてみたら、あるはずのカネが払底していたという形でやってきそうな気がします。その時、多くの日本の大企業も危ないのではないでしょうか。

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