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金融資本主義の限界とビットコインの大暴騰の関係

ビットコインを中心に仮想通貨が注目されていることは、お金(法定通貨、日本の場合は円)の信用がなくなっていることを意味していることが分かります。まだ多くの日本人は紙のお金を信じているようです。

 

ビットコインは、5月初旬に30万円まで上昇しましたがその後下落し、7月中旬頃には22万円程度で押し目をつけた後に急上昇を開始し、現在はすでに40万円を大幅に越えています。様子を見ていると、やはり仮想通貨は投機の対象であり、信用度や注目の度合いによって値段が変化していることが分かります。

 

仮想通貨の法整備が整ってきたことと価格の上昇により、テレビや新聞などで取り上げられる機会が増えたため、今年前半に仮想通貨が全般的に上げています。その中でも、最も注目の度合いの高いビットコインが他の仮想通貨よりも群を抜く上げ幅となっています。

 

仮想通貨、つまりブロックチェーンはこれからさらに拡大していく市場として見られていますが、最終的な到達点がまったく見えない状況です。投機として見るならビットコインのような人気の高いものに取引が集中するのが当たり前であり、その人気が終息する状況に至っていません。

 

そう考えると、投機としての仮想通貨の人気は2020年頃まで継続する可能性があります。仮想通貨が上がり続けて、その後、下降するということではなく、お金との比較で価値が上がり続けるかもしれませんが、その価値の上昇に意味がなくなっていくはずです。

 

現在、仮想通貨は商品として取り扱われているので、近い将来はお金と交換することを前提として価値を判断していることが分かります。しかし、仮想通貨でそのまま商品を買うようになっていくのであれば、仮想通貨自体の価値を考えるようにはならなくなるでしょう。

 

私が仮想通貨を話題として取り上げる理由は、仮想通貨で大儲けしようということではなく、お金の信用がなくなってきていることを皆様にはっきりと認識してもらいたいからです。そして、お金から仮想通貨への変化の意味を考えてもらいたいからです。

 

この変化は、投機市場の終了を意味していると思います。金融資本主義が終わりに向かっているということであり、現在のように莫大な資金力を生かして、お金でお金を儲けられる状況ではなくなります。これまで金融市場が拡大し続けてきた理由は、基軸通貨であるドルの量をFRB(アメリカの中央銀行)という民間企業がコントロールしているからです。

 

投資経験のある方なら分かると思いますが、例えば、100万円を投資して1億円にするか0円になるかのどちらかの投資機会があるとすれば、0円になるリスクがあってもそれに乗る人たちはギャンブルとしてスリルを味わいたいという人でしかありません。

 

一方、自分のお金を守りたい人たちは、リスクに対して人一倍敏感です。それにもかかわらず、現実には投機資金が実体経済をはるかに上回る金額になっているのです。このような投機への積極性の裏側には、一部の民間銀行が思惑で偏りを作り出せる仕組みがあるからです。

 

仮想通貨は、交換する相手が価値を認めていればいいだけなので、これからも多くののコインが発行されていくことになるでしょう。その際、中央銀行や民間銀行が全体の流通量をコントロールすることなどできなくなります。このような変化は投機市場をギャンブル市場へと近づけるため、大口の資金が投機から撤退せざる得ない状況になっていくはずです。

 

現在は、誰が見ても、その先がはっきりと見えています。現在の状況下では、アメリカがデフォルト(国家債務不履行)を逃れるためにはFRBは利上げしなければならず、世界全体がインフレの世の中を目指すしか方法はありません。

 

米ドルや円のインフレは、仮想通貨にお金としての価値が高まる過程でいずれ止められなくなっていくでしょう。仮想通貨の価値は、お金に対して大きく上昇していくことになりますが、仮想通貨の価値が高くなるわけではありません。私は、まだお金の価値が評価の基準になっている間に、仮想通貨は一切買わずに注目すべきです。

 

このままでは2018年はスピードのある予測の難しい変化に富む年になりそうです。投資をして稼ぎ続けていくにはなかなか難しい時代になっていきそうです。また、ビットコインはこのように短期間で乱高下することで、短期で儲けるのは至難の技といえそうです。

 

しかし、長期で見るとまだまだ、ビットコインは上昇すると考えている専門家は多くいます。やはり副業で、なけなしの大事なお金をつぎ込むのはどうかと思います。副業を始める人はまずは確実性の高いリスクの低い仕事を考えた方が良いと思います。

 

さて、8月21日にビットコインの目詰まりを解消するセグウィットが行われる予定です。セグウィットというのは、データサイズを小さくするソフトウェアアップデートのことです。ビットコインの取引が増えすぎたため、目詰まりを起して支払った金額が戻ってきたことでこれをデータ容量を小さくして解消する修正です。

 

ちなみに今までセグウィットという修正を施した仮想通貨はすべて上昇しています。というわけで、ビットコインは今の暴騰は始まりに過ぎない可能性もあります。さらに、セグウィットの後はライトニングネットワークという修正があります。

 

ライトニングネットワークというのは、取引専用の別ネットを作って今までのブロックチェーンにはそのチャンネルへの開け閉め記録だけで書き込むという方式です。この修正が行われると今まで決済時間が10分もかかってたのが1秒以内に決済されるようになります。

 

例えば、ビックカメラの店舗で4Kテレビを買い、ビットコインで支払う場合、慣れていない店員では確認までに約10分もかかります。それがクレジットカード並みになるというわけです。そして、取引手数料も1円程度になるかもしれません。寄付やYoutubeの投げ銭など100円単位の少量取引が増えるといわれてます。

 

今まで100円の銀行振り込みでは他行で300円と振込手数料の方が高かったのですが、取引手数料がわずか1円ならビットコインで投げ銭する方が増えるはずです。それでまたビットコインユーザーが増えることになります。しかし、ビットコインは高くなりすぎて買うのが怖いと思っているはずです。

 

ただ、後で振り返ればこれは始まりに過ぎなかったと思う時期が来るかもしれません。私は、2019年、2020年頃に仮想通貨の次の大きな転換場面が訪れるかもしれないと見ています。

 

※本コラムは、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。金融商品の売買は購読者ご自身の責任に基づいて慎重に行って下さい。弊社は読者が行った金融商品の売買についていかなる責任も負うものではありません。

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