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平昌オリンピックで南北統一を図る北朝鮮と韓国、そして故意に孤立するアメリカと日本

1月9日、韓国での平昌オリンピックを巡る外交によって韓国と北朝鮮が急接近しました。南北統一の象徴となった女子アイスホッケーの南北合同チーム(コリア)をノーベル平和賞の候補にすべきという意見が国際オリンピック委員会(IOC)から出ていると報道されています。

 

2月9日の開会式に北朝鮮から金正恩の妹の金与正が訪韓し、韓国の文在寅大統領に北朝鮮訪問を要請しました。文在寅はこれまで「韓米が北敵視の合同軍事演習を凍結する見返りに、北は核ミサイル開発を凍結する」というダブル凍結の交換条件による北核問題の解決を提唱してきました。

 

2月25日のオリンピック閉幕後、しばらくすると韓国の文在寅大統領は訪朝し、北朝鮮との間でダブル凍結による核問題の解決で合意する可能性があります。韓米軍事演習は、韓国が棚上げすると決めれば、たとえアメリカが不満でも棚上げになるでしょう。

 

「北朝鮮に核を廃棄させず、開発凍結させるだけの文在寅案は、北朝鮮核問題の解決にならないので認めるべきでない」、という批判もアメリカや日本から出ているようです。しかし、北朝鮮の核兵器よりもアメリカが北朝鮮を攻撃して第二次朝鮮戦争によって韓国が焼け野原になることの方を恐れる文在寅政権は、アメリカの批判を無視して南北対話を進め、ダブル凍結を北朝鮮核問題の解決とみなすはずです。

 

韓国側は、オリンピックで訪韓した金永南常任委員長や金正恩の妹、金与正に対し、核ミサイル開発を批判することを避けました。あくまで北朝鮮を逆撫でせず、対立的ではない形で北朝鮮に核ミサイル開発を凍結してもらいたいという姿勢が見えたわけです。

 

一方、アメリカは平昌オリンピック開幕時に訪韓したペンス副大統領が、韓国側の配慮で開会式で金永南や金与正らのすぐ近くの席だったにもかかわらず、何も話さず、米朝対話を拒否しました。

 

アメリカは、訪韓予定ではなかった日本の安倍首相に依頼して訪韓させ「日米が結束し、北朝鮮に丸め込まれそうになっている韓国を引き戻そう」としましたが、全く効果がなかったようです。このままでは3月にも文在寅大統領は、予定通りオリンピック後に北朝鮮を訪問することになりそうです。

 

マティス国防長官は、南北対話がうまくいくとは思えないと表明し、マスコミも南北対話を嘲笑していたようですが、このようなアメリカ全体の姿勢は、韓国と北朝鮮が対話し、中国やロシアがそれを支持して安定化に繋げていく今後の流れの中で、アメリカ自身を孤立化させることに繋がる可能性もあるわけです。

 

結局、オリンピックを機に韓国が北朝鮮と和解したとしてもアメリカがそれに乗らず、北朝鮮に厳しい態度を取り続ける戦略は、トランプ大統領がペンス副大統領など側近にやらせていることでしかないように思うわけです。

 

しかし、アメリカが北朝鮮との外交交渉を拒否し、今にも北朝鮮を先制攻撃しそうな中、文在寅大統領が静かにアメリカに見切りをつけて北朝鮮と和解し、ダブル凍結で核問題を解決し、米韓軍事演習も韓国による一方的な延期で凍結され、アメリカは嫌々ながらそれに従い、在韓米軍の縮小までとはいかないと私は考えています。

 

今回のオリンピックを巡る一連の動きを見ていると、それが一気に進んでいるように見えるかもしれませんが、韓国が対米従属から外れていくこの流れは、トランプ大統領の世界的な覇権放棄策の一環です。

 

南北対話ムードが広がるオリンピック開催中の韓国で、北朝鮮を敵視し、好戦論に固執するペンス副大統領は韓国側から嫌われる存在になりつつあり、孤立はしていますが、この孤立はトランプ大統領が意図的にやらせているのかもしれません。

 

アメリカはわざと孤立しているように見せかけ、しかもトランプ大統領は側近たちに北朝鮮との外交を拒絶させた後、北朝鮮と交渉しても良いと言ったりして、あてにならない感じを醸し出し、アメリカの外交的な信頼性を意図的に低めているわけです。

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