これまで私が言ってきたことに、「何より大事なのは日本語と領土」という考え方がありました。日本がこの2つを失った瞬間に、そもそも様々な人種を併せ持った私たち日本人は日本人ではなくなってしまうということです。
だからこそ、欧米を統治しているエリートや国際金融資本はその点を知り尽くしており、この70年以上の間に徹底して日本語を失わせようとしてきたように思います。要するに、それこそがグローバリズムはその典型だと言えます。
一説によると、14歳(中学3年生)までに日本語教育を徹底して受けない限り、欧米人にはない日本人特有の「虫の鳴く声」が聞こえるようになる日本語脳は作られないという科学的な議論があります。
しかし、最近は小学生低学年からiPadを持たせ、中途半端な英語教育を行おうとしています。そこにはすでに巨額の資金が入っており、徹底して日本語脳が作られないようにしているように見えるわけです。
文科省や学校の先生、そして保護者に至るまで私たち日本人が受け入れているのは、世界の教育システムがグローバリズム、つまり金融資本主義でしかなく、そうしなければ生き残っていけない、と信じ込んでいるからに他なりません。
つまり、国全体が「学校教育=グローバリズム=英語は世界共通語」という枠組みから逃げ出せなくなっており、そもそも英語という言語についてよく理解されていないことから、子どもたちに押し付ける形になっているように思います。
しかし、この「英語は世界共通語」という大前提が変わることになれば、どのように対応するつもりなのでしょうか?そして、次世代のスーパー・エリートたちが、すでに英語以外の言語を話しているという状況が明らかになればどうしますか?
しかも中国やフランス語、ましてやエスペラント語のような既存の言語ではなく、全く新しい人口言語で、特定の選ばれている子どもたちだけが話し、この状況が20年前からプロジェクトとして始まっているとしたらどうしますか?
実際、そうなれば英語などという言語は、典型的な隷従言語になるしかありません。ということは、「何より大事なのは日本語と領土」ということは正しかったということになる可能性が高いわけです。
このことは、真実であるということを私は憶測で言っているわけでも何でもなく、あるルートから入る情報に基づき話題にしています。情報源は、アメリカを代表する大学研究機関であるマサチューセッツ工科大学(M.I.T.)の研究員の友人です。
彼は私にアメリカのアカデミズムのトップエリートたちが、一体どんな思考をしているのかを電話で教えてくれました。話を聞くと、アメリカで20年ほど前から、生まれた赤ん坊の中でも知能指数が明らかに高くなると判断できる子どもたち数百名が選りすぐられ、親からも完全に隔離した形でしかも英語ではない人造言語で育てられているというものでした。
昨年、友人からの連絡で知り、正直驚きましたが、同時に私自身の読みが正しかったとも実感しました。やはり今後も守るべきは日本語であって、それを育んできた日本の領土(大地)ということになります。
残念ながら、日本の大地は環境汚染や米軍、そして外資系銀行などによって汚染されてしまっています。これをなんとかしなければならないのですが、それと同時に日本語の復興を図らないとならないということです。
これまで会員制語学スクールを20年以上も運営してきて、大きな宿題はいくつもありましたが、次代のリンガフランカについての戦略や戦術を考え、実行していきたいと考えています。まずは2020年春頃までには形にしたいと思います。どうぞ皆さんのお力を貸してください。
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