飛騨高山にイスラエル人観光客が集まる理由(東洋経済)
新世界秩序は日本を中心に構築されるという非公開情報があるわけですが、当人である私たち日本人はそのことを全く知りません。しかし、エリート層や富裕層の外国人はこのことを知っているようです。数年前から増え続ける外国人観光客の数がそのことを物語っているわけです。
2014年頃から岐阜県にある飛騨高山を訪れる外国人観光客の数が増え始め、街中には英語や中国語だけはなく、タイ語、韓国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語など多言語での散策マップなども充実しているといいます。
そのような中、特に力を入れているのがイスラエル人観光客の受け入れだというのです。これまで大勢の外国人訪問客を飛騨高山で迎えてきた方々が持つイスラエル人の印象というのは、素性がまったくわからないもののお金持ちが多いというものです。
そして、決まって何かを飛騨高山で探している様子があるとも述べています。街中をくまなく歩き回り、誰もが最後は満足した様子で帰っていくというわけです。
ひょっとしてイスラエル人、つまりユダヤ系欧米人の富裕層たちは、アジアのスイスを探しに来ている可能性があるかもしれません。なぜなら、社会的に見てランクの高い人物がわざわざ日本に、しかも地方の山奥にやって来るというのは、大量の資産管理と関連があるとみるべきだからです。
飛騨高山は乗鞍岳を筆頭とした高い山々に囲まれており、アクセスが限られています。一方、映画「君の名は」で知られたスーパーカミオカンデ(宇宙素粒子観測装置)で知られる飛騨市にある旧神岡鉱山がすぐ近くにあります。
そして岐阜県というのは日本のヘソとも呼ばれている通り、そのまま南に行けば太平洋、北に行けば日本海、さらにはユーラシア大陸へ渡ることができるちょうど日本のど真ん中にあるということで、何かあった時にも移動が可能になっています。
実際に、この山に囲まれた環境は金融立国のスイスと似ています。ヨーロッパをちょうど東西南北に分けると、その真ん中に位置しているのがスイスであって、何よりも深い山々に金銀などの資産を隠すことのできる天然の要塞があるということです。
そのような頑強な岩盤でつくられた山々の中に自然の金庫を造ることが難しくはない場所というのがスイスなのですが、続々と飛騨高山を訪れるユダヤ系の人たちは何かの話を聞きつけて来ているとしか思えないわけです。
私たち日本人にはよく分からない話ではありますが、そう考えてみるとアジアのスイス候補地として、わざわざこの山奥まで来たとしても不思議ではないのかもしれません。
最後に、現在の北朝鮮情勢やイラン情勢を見ていると、東アジアや中東で戦争が引き起こされ、場合によっては核ミサイルさえ使用されるとなると、世界中の富と人材がセーフ・ヘイブン(安全回避地)である日本に集まり、超円高局面の日本バブルが始まり、日本が世界をリードするようになるというにも案外真実味がある話だと思うわけです。
このようなユダヤ人たちの行動から考えてみると、やはり最後に価値を持つのは金(ゴールド)だけということになるのなら、買えるうちに買っておくべきなのでしょう。
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