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高関税の背景にある人民元建て石油先物取引

中国の新華社通信の記事で、今回開始された人民元建ての石油取引の影響力を小さく抑えるような報道がされています。米ドルによる基軸通貨体制を揺るがすような存在になるというようなニュアンスは、記事にはまったく見られません。

 

日常のニュースのように小さな記事でひっそりと報道しいている新華社通信ですが、実は中国国営の通信社です。記事や社説には、中国政府の意向が強く反映していることがよく見られています。

 

このように見ると、大々的な公式発表を行わないというスタイルやこの影響力をなるべく小さく報道するという新華社の記事は、この取引が将来的には米ドルの基軸通貨体制を本格的に揺るがす可能性が大きいので、それが開始された事実をあまり大きく報道してもらいたくないのかもしれません。

 

しかし近い将来、上海先物取引所の人民元建て価格が石油の国際基準になることは、中国が世界最大の石油輸入国であるという事実を前提にすると間違いないと思います。そしてそれに伴い、基軸通貨は米ドルではなく次第に人民元へと動いて行く流れにあるということです。世界はいま危険水域に徐々に突入しつつあります。

 

長期的に見れば、金(ゴールド)によって価値が裏付けられるペトロ人民元(ユアン)ですが、国際社会が厄介なペトロダラーから逃げるためのもっとも有効な手段であることには変わりがなく、中国がペトロユアンによってユーラシア大陸の新世界秩序の確立を目指していることは明らかです。

 

だから、中国のペトロ人民元が、長い時間をかけてペトロダラーを崩壊させていくことは間違いありません。しかし、人民元は今までドルにペッグされていながら、2015年6~8月に起きた上海株大暴落の時、中国の金融当局は株価を支えるため、立て続けに数度にわたる人民元の切り下げを行いました。

 

その約1年後、2016年10月に国際通貨基金(IMF)が特別引出権(SDR)の通貨バスケットに人民元を加えた現在、国際社会が中国のこうした暴挙は二度と認めることはありません。それでも、人民元は通貨バスケットに直接ペッグしていることは明らかです。

 

中国の資本規制と潜在的な人民元のペッグ化は、人民元が世界の準備通貨や国際決済通貨としてはまだ役に立たないということを意味します。人民元の国際化によって、国際貿易の決済における人民元の役割が高まるにつれ、中国金融当局の身勝手な為替操作は自国通貨の弱い国の経済を即死させてしまうかもしれません。

 

いずれにしても、中国が上海国際エネルギー取引所に上場されたからといって、欧米のトレーダーは引き続き米ドルで原油の取引を続けるはずです。つまり、中国当局が、密かに通貨バスケットに直接的にペッグしている以上、ペトロ人民元とはペトロダラーと同じように先物取引の際の単位でしかないということです。

 

欧米のトレーダーたちは、人民元より流動性に勝るドルを今まで通り使おうとするはずです。上海国際エネルギーが上場されてもブレント原油やWTIに挑戦するのは、まだまだずっと先の話です。当分の間、ペトロ人民元はペトロダラーの代替えとはならないでしょう。

 

しかし、人民元が金(ゴールド)によって価値が裏付けられるようになると、解釈は180度変わります。

 

なぜなら、アメリカ財務省の金塊保管庫には、アメリカ連邦政府が公式に発表している金(ゴールド)が確保されていないことが判明しているからです。

 

これらの金(ゴールド)は、何年もかけてアジアに移動していましたが、そのうちの多くが中国によって買い占められていることがわかっています。中国は、その金(ゴールド)保有高を発表していませんが、多くの専門家によれば少なくとも2万トン程度は確保しているものと考えられています。

 

中国が、この膨大な量の金(ゴールド)の備蓄を背景として、金(ゴールド)によって裏付けされた新しい人民元の発行を宣言するとき、米ドルの覇権が終焉を迎えることになります。

 

上海国際エネルギー取引所に上場された人民元建て原油先物は、上海黄金取引所(SGE)の元建て金(ゴールド)によって、オハイオ州やロシアのような原油の一大生産地が、中国に原油を売却して人民元で決済した場合、その日のうち金(ゴールド)と交換することを可能にし、人民元が抱えている為替の不安定さや、ドルに内包されている購買力の低下に怯えることなく価値を保存することができるようになります。

 

この場合、完全に米ドルを迂回する取引が実行されることになり、その上、金(ゴールド)に資金を避難させることができるので、日本人でさえ法定通貨の日本円の減価からも守られることになります。

 

その準備段階として、中国人民銀行は、2016年4月19日、金(ゴールド)の値決めの権利を上海黄金交易所(SGE)に移譲し、相場の動きに敏感に反応する金(ゴールド)市場を構築しているというわけです。

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