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ロシア語のキリル文字から見えるロシアという国の非対称性

ロシア語というのはキリル文字を使っていますが、アルファベット自体も逆になった文字を用いていることからも気づくことがあります。つまり、人間の感覚として最も敏感なのが視覚であるため、ロシア語自体に大きな意味合いを持っていると感じることができるというわけです。

 

そもそもロシア語というのは、英語やフランス語など他の欧州言語とは違い、情報の非対称性(асимметричность )を持つ言語とされており、ロシアは旧ソ連の時代に英語を軽視し、英語を話すことができるように国民教育を行っていませんでした。

 

しかし、ソ連崩壊後に若い世代は英語を上手に操るようになっています。その一方、ロシアの公用語は今でもロシア語であり、しかもキリル文字を使い続けています。その結果、アルファベットを使用する欧米諸国のことはロシアからよく見えていますが、逆に欧米諸国からはキリル文字が障壁となりロシアのことはよく見えていないという状況が起きています。

 

ロシア語というのは、情報の非対称性を持っている言語であり、ロシア語を巡る二重性による戦略的な動きがあるように考えられています。そこにこそ、ロシアの未来に向けたこれまで以上の発展の可能性が見えてきます。

 

さて、ロシアについては現実とメディア的現実が大きく違うということに気をつけなければならないと思います。そして、その向こう側では厳然として存在するロシアの国体勢力が存在し続けています。そうしたロシアから私たち日本人は何も学ぶものがないと考える傾向がありますが、本当にそうなのでしょうか?

 

ロシアに住む若い世代は想像以上に英語に精通していますが、1980年代までロシア語が共産圏のリンガ・フランカであったことを考えると、どうしても複雑な気持ちになってしまいます。しかし、今でもロシア語という文化的障壁そのものは温存されていることで、コミュニケーションを取る際には、常にロシアが有利な形で情報の非対称性が保たれているように思います。ロシアが戦略的に優れているというのは本当のようです。

 

一方、日本ではこうした民族性の強い言語が日本語ということもあり、日本人が持つ優れた情報の非対称性を完全に排除するための動きばかりが目立っているように感じられています。特に最近は、「日本語は悪い言語」とされています。しかし、そうした議論が的外れであることは、ロシアが現実的に発展しているのを見ても明らかです。いずれにしても、海外から日本について客観的に見る機会を得ることは重要だと思いました。

 

さて、もはやアメリカと並ぶもう一つの大国となったロシアは、日本の中でも特に北海道と地理的に近接しています。最近、そのロシアは北海道の金融セクターとの距離感を縮め始めつつあります。

 

さらに、ロシア版シリコンバレーと呼ばれるように仮想通貨の時価総額第2位イーサリアムによるブロックチェーンや最新兵器などロシアの科学技術レベルは私たち日本人が考えているよりも高く、共産主義のイメージが全く想像もつかないような国際色豊かなプロジェクトが着々と進展し始めています。

 

果たしてロシアは一体どこへ向かうのでしょうか。なぜ、金融資本主義の覇者であるはずの欧米諸国が、一斉にロシアとの距離を縮めようとしているのでしょうか。また、これまでほとんど報道されたことがないロシア系の越境する投資主体にも注目しつつ、今後は日本との深い関係についても書いていきたいと思います。

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