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アメリカのトランプ大統領と政権の本当の目的

現在、北朝鮮や中東のイラン、イスラエルなどの地域で大きな変化が起きています。あまりにも変化のスピードが早いので、変化の方向を予測することはかなり難しくなっているように思います。世界全体が流動化しているような感覚があるということです。

 

そのような状況の中、アメリカはもちろん、欧州や日本でもトランプ政権の本質についての議論がオンライン・オフラインでされているようです。トランプ大統領の熱烈な支持者たちは、未だにアメリカを国民の手に取り戻す革命のリーダーと見ています。

 

一方、リベラル派の多くは、トランプ政権はアメリカの超富裕層に当たる1%が今後も経済的な支配を永続化するために形成した支配層のための政権だと見ているようです。

 

また日本でも、トランプ大統領を軍産複合体とネオコン(ディープ・ステート)の支配からアメリカを解放するための多極主義的な政権だと見ている意見もあれば、トランプ大統領はグローバリゼーションをやめ、アメリカの国益を最重視するアメリカ・ファーストの政権と見ています。

 

アメリカはともかくとして、欧州や日本でも政権の本質を巡って大きく意見が分かれているというわけです。しかし、一体トランプ政権の本質はどういうものなのでしょうか?

 

トランプ政権誕生当初の2017年1月、改革派のスティーブ・バノンなどが政権入し、革命政権としての特徴はあったものの、大幅な人事の刷新を何度も繰り返しながら現在のトランプ政権は、軍産複合体とネオコンのための政権になっていると思われます。

 

ここで1980年代後半に遡ってみることにしましょう。当時のドナルド・トランプは、東海岸にあるカジノ街アトランティック・シティーにタージマハールという巨大なカジノホテルをオープンし、不動産業からカジノへとビジネスを拡大させつつありました。

 

しかし、1987年10月に起こったアメリカ発の世界的な株価大暴落、ブラック・マンデーによって資産の多くを失い、破産に近い状況にトランプは追い込まれた結果、タージマハールを手放せざるを得ない状況にもなったと言います。

 

この時、トランプに救いの手を差し伸べたのがユダヤ系の投資銀行で、約14億ドルをトランプに提供して債権を買い取り、トランプを破産から救っただけではなく、タージマーハルをトランプが引き続き所有できるようにしたというわけです。

 

これ以後、ユダヤ系投資銀行とトランプは接近し、アメリカ大統領にまでなった現在でもトランプはユダヤ系財閥の子飼いのような状況にいると考えられるわけです。

 

例えば、ユダヤ系投資銀行のゴールドマン・サックス出身でウォール街の利益を代表する立場にいるムニューチン財務長官やコーン国家経済会議議長、そして筋金入りのネオコンであるボルトン安全保障担当補佐官、また福音派キリスト教徒のペンス副大統領とポンペオ国務長官など、トランプ政権の中枢にいるのは軍産複合体やネオコン、そしてウォール街と福音派という現代アメリカのパワーグループとして存在しています。

 

トランプ大統領による5月12日のイラン核合意からの離脱宣言と5月14日のアメリカ大使館のエルサレムへの移転記念式典は、初日にイスラエル軍の攻撃により、パレスチナ側の住民60名が死亡していることから確実に中東を戦乱の地に変えてしまう可能性があります。しかし、世界はトランプ大統領の真意を測りかねているようにも見えます。

 

5月14日の米国大使館の移転記念式典では、トランプの娘イバンカとその夫のジャレッド・クシュナー大統領顧問も出席しました。この3人は親イスラエルでハルマゲドン待望論者に見えます。しかし、トランプ大統領とクシュナー大統領顧問は親イスラエルであっても、宗教的立場は異なっています。

 

トランプ大統領は、改革派キリスト教徒であり、クシュナー顧問は正統派ユダヤ教徒です。決定的な違いとしては、トランプ大統領はイエス・キリストの昇天によって千年王国を実現するため、あらかじめ神に選ばれた改革派キリスト教徒が行動を起こせば世界を変えることができる、という考え方を持っています。

 

一方、クシュナー顧問と娘のイヴァンカ(ユダヤ教に改宗)は正統派ユダヤ教徒で、イスラエルのネタニヤフ首相と近く、艱難や辛苦を乗り越えた後、再臨するキリストによって千年王国が実現するという考え方を持っています。

 

しかし、ネタニヤフ首相はクシュナーやイヴァンカと本質的に違って、シオニストであるという点が決定的に違うわけです。ですから、ネタニヤフ首相は千年王国を迎えるためにはハルマゲドン(聖書にある最終戦争)を必要とし、ユダヤ人の手でもたらすと考えています。

 

逆に、クシュナー顧問と娘のイヴァンカは、千年王国がもたらされるのはキリストの再臨後であることから、今は聖書に忠実にそれを待つしかない、という考え方を持っているということです。いずれにしても、両方とも世界の破滅がやって来ると考えているので、彼らは、第三次世界大戦を阻止して世界平和をもたらすために政治活動をやっているのではないということになります。

 

それは、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件から、イラク侵略戦争を引き起こしたブッシュ政権を上回る凶暴な政権であって、トランプ政権とはまさにジョージ・W・ブッシュとほぼ同じようなものなのかもしれません。

 

ところで、トランプ政権は革命政権ではなく、ユダヤ人や軍産複合体、ネオコン、ウォール街、福音派キリスト教会のパワーグループが結束した凶暴な政権であることは、トランプが大統領選挙に勝利した2016年11月8日にはすでに見えていたことです。

 

要するに、トランプ政権の本当の目的とは、アメリカの軍事力の強化と覇権の維持であって、トランプは大統領自身は反富裕層の多極化容認の政権などではないということです。さて、これから一層不安定な時期に入ることに注視すべきです。

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