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定年退職した世代が語る「定時で帰宅できた30年前」の世界観

先日、週末ということもあって居酒屋で相席になった方の話を書きたいと思っています。その方は65歳で定年退職となり、現在は趣味の釣りを楽しみながら生活しているということでした。

 

そして、私は現在45歳でアメリカに長らく滞在していたということもあり、お話し上手で聡明なその方の40年にもわたるサラリーマン人生について話を聞かせていただきました。その方が言うには、今から30年前は残業などなく、定時の17時半とか18時には帰宅できたそうです。

 

当時は、とにかく働いている人の数が多く、残業など月に1,2度あるかないかで、残業がある日は会社からパンや弁当の差し入れが配られたというわけです。その時、すべての日本人がそれが当り前だと思っていたと言います。

 

ところが、今から23年前の1995年頃から徐々に残業が増えるようになり、帰宅時間が遅くなってきたそうです。ちょうどウインドウズ95が発売された時期に当たることから、一人一台のパソコンが支給されるようになったと考えられます。

 

その前までは部署に共通のパソコンが1,2台しかなかったのが普通であって、その後は一人一台になり、一日分の仕事量、つまり、どこまで仕事をすればいいのかの境い目がなくなってきたと言います。

 

それが半年ほど続くようになると、残業をすることが当たり前になり、それまで注文していたパンや弁当を上司に頼みづらくなってしまったそうです。そしていつの間にか、残業をすること自体が何となく当たり前になっていきました。

 

それまでは何となく定時に帰るのが当たり前だったのが、今度は残業をすることが当たり前になったというわけです。当時、定時で帰宅できたというのは、人材による生産性が高かったわけでも社員が優秀であったからでもなく、とにかく働く人の数が多かったのと、現在のように消費者や投資家へのサービスがあまり意識されなかったことから、適当に仕事をこなしてきたというわけです。それが当たり前であったことから、当時は何とも思わなかったと話されていました。

 

その頃、20代独身の社員が男女で多くいることに対して、なるべく彼らが話したり飲んだりできるように、さりげなく場をセッティングするべきという雰囲気が昔の会社にはあったそうです。それも1995年頃からなくなったと言います。

 

ちょうどその頃からセクハラやパワハラなどと言われ始め、とにかく社会だけではなく、社会全体がどんどん窮屈になっていったと、彼は強い口調で語られていました。

 

会社に限らず、社会全体が特に若い世代に対して不寛容になり始め、「昔は若い人はとりあえず飲ませて遊ばせとけ、いずれ彼らも中年になったらちゃんと仕事するんだし、その時のために今は遊ばせておけ」という雰囲気でマネジメントがなされていたわけです。

 

しかし、今は若い頃から勉強や英語、キャリアなどと見ているのが辛いと、しかめた顔のまま語られていたのがとても印象的でした。気づけば世の中は徐々に忙しくなり、そして窮屈になったというわけです。

 

さて、私は数年前よりこのような社会構造の移り変わりについて書いてきたわけですが、日本に帰国した18年前から正に彼の語るように日本社会に対する違和感を感じてきました。未だにその違和感は長く感じていますが、すでに人生の半分以上をこのような違和感とともに生きてきたわけであります。

 

長く日本で暮らすことになった私ですが、それは私の心の中で何かどうしても拭い去れない思いを晴らすために様々な事業を行っているだけなのかもしれません。しかし、私自身が抱えるこの違和感が拭い去られる日は必ず来ると信じています。

 

最後に、思いがけず相席になり、様々なことを話してくださったこの方には別れ際にお礼を述べつつも、歴史の一つとして貴重な体験させていただいたことに感謝の念を伝えたく、もう一度お会いする機会があれば是非またお話ししたいと思っております。

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