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日本人全員が不幸になる日本独特の同調圧力文化

私は、まだ幼い頃から日本的な同調圧力というものに違和感を感じていたように思います。例えば、「皆で一致団結して何かをやり遂げる」というような考え方ならまだわかりますが、「皆苦労しているから、お前も不幸になるべきだ」という感じがどうしてもするわけです。

 

しかし、誰かが不幸だからといって、皆が不幸になる必要などありません。皆が不幸にしかならない同調圧力なら、そのような文化など必要ないはずです。日本人は和を重んじる民族ということで、誰かもわからない皆と一緒が正しく、少数派が間違いとなることが多くの場面で見受けられています。

 

この場合、少数派が社会から弾かれるのは世界中どこでも同じですが、日本は際立って特殊な社会構造があるように思います。

 

同調圧力とは、地域コミュニティーや職場などある特定のグループで意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して暗黙のうちに多数意見に合わせることを強制することを意味します。つまり、多数意見を強制するというのは、非常に日本らしい風潮であって、同調圧力は多くの場合、お互いに不幸になるというマイナスな結果を生み出すことになる傾向があります。

 

同調圧力について考えてみると、例えば、学校の部活動の現場では、全国レベルの選手なのに後輩だからと玉拾いだけをさせられたり、野球部だから丸坊主にしなければいけないようなことがそうではないかと思います。部活に関しては、初心者も経験者も1年生だからという理由で玉拾いさせるのは正直私には今でも理解することができません。

 

私はアメリカから一時帰国し、高校時代は空手道部に所属して、それこそ自身が全国レベルの選手だったことと先輩がいなかったので雑用そのものはなかったように記憶しています。同調圧力は多くの場合、非論理的なものですがなぜか止めることができないようです。同調圧力とは、多数派が少数派を黙殺するということなのでしょうか。

 

こうなると社会人になっても、「皆がやっている」というだけで相手のことを考えずに押し付けるのが同調圧力という形で延長されていくことになってきそうです。今は、少数派も多数派の理不尽を理解して沈黙していますが、日本で毎日のように起こっている同調圧力の中、日本にいるうちはこのような同調圧力を何度も経験しなければいけないようです。

 

もしかしたら、私自身も無意識のうちに、少数派の意見を黙殺してしまっていたかもしれません。しかし、ここで忘れてはいけないのは少数派側にも権利があるということです。少数派側も自分の意見を言い、相手の意見を拒否する権利があるわけです。しかhし、議論が苦手な日本人同士だからこそ一切聞いてくれないということが起こるわけです。

 

同調圧力というのは、多数派の数の暴力と、少数派の我慢によって成り立っているように考えられます。要するに、少数派が我慢することによって丸く収まるのなら、同調圧力にメリットがなくなるはずですが、考えてみると加害者側になる多数派も、被害者側になる少数派も両方不幸になるしかないように思います。

 

少数派で我慢せざるを得ない人は、基本的には不幸です。なぜなら、拒否する権利を奪われ、数で圧倒されているからです。しかし、多数派で自分の意見を通せる人たちが幸せかといえばそうではないようです。例えば、部活動の顧問というのは、半ば強制させられていると感じている先生もいるからです。

 

無意識のうちに少数派に圧力をかける多数派は、自分だけ損したくないから他の人にも同調圧力をかけている心理があるのかもしれません。こうなると、ただの足の引っ張り合いでしかなく、特に日本は、個人と集団を混ぜて考える傾向があることで、個人は必ず集団に所属していることから個人=集団とも考えてしまうでしょう。

 

実際には、集団に所属しているのではなく、個人が集団を形成しているだけなのですが、いつものように主従が逆になっているわけです。しかし、まず考える順番として、集団ありきの個人だから、個人と集団が逆になってしまっています。集団のために個人を犠牲にするのではく、個人の利益のために集団がまとまっていくのが自然だといえます。

 

このように、個人の利益が守れずに誰かが損をするというのなら、もう一度社会システム自体を見直すべきです。お互いに損な役回りの押し付け合いをし、皆が不幸になるシステムはもう必要ありません。

 

同調圧力で我慢が当然になってしまえば、個人の権利は堂々と剥奪されることになります。皆がやっているというのは、もはや何の大義名分にもなわないわけです。

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