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「一生働かずにいられるほど金が欲しい」と言うタイプの方の
転落人世

「金さえあれば働くことはない」と言う方は、「お金持ちは働いていない」という固定観念が強いように思います。これは、自分からお金を遠ざける危険な思考かもしれません。

 

私はこうして会員制語学スクールの仕事をしているのですが、時々、「なぜそんなに一生懸命に仕事をするんですか?」と聞かれることがあります。

 

さらに、18年前に日本に帰国して以来、ずっと北海道の札幌市に住んでいますが、私が全国的にスクールを展開していることを知ると、「そんな方がなぜこんなところに住んでいるのですか?」と聞かれることも多々あります。ここに、一般の方が持つ固定観念があるように感じます。

 

では、日本の資産家の代表格で、お金持ちでもあるソフトバンクの孫正義氏や楽天の三木谷浩史氏はなぜ働いているのでしょうか?

 

私は、自分が特別にお金を持っているという意識はありませんが、「仕事(work)をやめたい」と思ったことは一度もありません。それはなぜかというと、自分のやるべきことや役割と思えることだけをしているからです。しかし、日本では「仕事」と聞いて勘違いしている方があまりにも多いことが分かります。

 

「仕事」と切り離されたところに「私生活」があり、日本人の場合、特に私生活が重点と考えられているところがあり、仕事は適当に「便宜的に」済ますべきものという考え方が蔓延しすぎているように思います。しかし、こうした考え方は間違っています。なぜなら、仕事には二種類あるからです。仕事を英語で言うとWorkとJobに分かれます。

 

自分の役割をしっかりと自覚して行うのがworkです。かけがえのない存在である自分だけが出来ることを社会を通じて、世間にたとえ少しであっても付加価値を提供して行くのがworkです。一方、結局は誰でもできることを事務的に行うのがjobです。簡単に言えば、嫌々やるのがjobです。なぜなら、誰でもできる作業だからです。しかし、今やjobはAI(人工知能)によって完全に置き換えられつつあります。

 

「たくさんお金を持っている人は働かない」と考えている方は、おそらく仕事が楽しくないと思っているはずです。その方にとって、働くことはjobですから、毎日辛くて、疲れることをしていると考えているはずです。

 

しかし、「生活のために働く」「たくさんお金があったら、会社なんて今すぐにでも辞めたい」などというような発想が根底にあるために、お金を持っている人たちがなぜ働くのかが理解できないわけです。そういう発想しかできないのであれば、日本の資産家の代表格である孫さんや三木谷さんがなぜ働き続けるのかも理解できないはずです。

 

彼らは、生活のためにやむを得ず働いているわけではなく、そもそも人が働く理由はそれぞれ違いますが、億万長者になっても働く理由はおそらく、自分が考えた商品・サービスを世に問い、受け入れられたいという承認欲求があるからではないでしょうか?

 

また、独自性を出して売上・シェアを伸ばしたいという競争心や社会を変えたい、人々のライフスタイルを変えたいという使命感、あるいは、自分が得てきたものを後世に伝えたいという貢献欲求、さらに会社を大きくし、雇用を増やし、顧客だけでなく従業員や取引先にも幸せになってもらいたいという、社会的な連帯欲求などが働いているわけです。

 

もちろん上記以外にも考えられますが、私の周りでも成功していても働き続ける方がほとんどです。つまり、彼ら資産家にとって仕事をするということは、自己表現手段であり、お金は単なる結果であって、目的ではないことが分かります。

 

ただし、ネット起業家や個人投資家の中には、稼いだ後は引きこもりで廃人同然の生活をしている方も多くいます。彼らは、そのプロセス自体を楽むことができなかったようです。この若くして「お金はあるけど何もすることがない」という状態が本当に幸せなのかどうかは個々人の性格によって分かれるところかもしれません。

 

私自身は、そういう生活は退屈で我慢することができないタイプだと思います。朝起きて夜寝るまで、食事や入浴などの時間を除き、活動時間はおよそ14,15時間はありますが旅行や読書、ゲーム、ゴルフ、釣りなどをずっとやってはいられません。

 

今の日本では、縄文時代や戦争の時のように「生きるか死ぬか」という局面はほとんどないわけですから、人生80年とは壮大なる暇つぶしに過ぎないのかもしれません。その暇を何をしてつぶすかが、充実した人生になるかどうかです。

 

また、住む場所についても、その場所に住むのはお金があるとかないとかいう理由ではなく、合理的な理由があり、その意志の元に選択しています。私の場合は、ネット主体の仕事に移行し、コミュニケーションツールもネットがメインになっていくと、もはや働く場所はどこでもよくなったことから札幌に住むことにしました。

 

インターネットがまだ広がっていなかった1990年代であれば、職住近接で移動時間を短縮でき、仕事や人との出会いのチャンスも多かった東京に住んでいたかもしれません。しかし、札幌では近所には公園がいくつもあって、高齢者かサラリーマン世帯が多く、普段は人も車も少なく安全です。

 

つまり、お金があるからそこに住む、お金がないからそこに住む、というのではなく、自分はなぜそこに住むのかだと思います。私にとっては家賃が高いか安いかは判断材料としてのウエイトとしては高くはなく、目的適合性が最も重要だと考えています。

 

いずれにせよ、「お金があれば働く必要なんてない」と考えている方は、「そんなの関係なく働きたい」という方には絶対に勝つことはありません。なぜなら、仕事を楽しめる方は集中力も続き、知的好奇心も維持され、さらに能力を伸ばしていけるからです。そして余計なストレスも溜まらないから心も健康なままです。

 

このように、「お金があったら働きたくない」と言う方とは、圧倒的な差が生まれています。「お金があるのになぜ働いてるの?」と感じているうちは単に仕事(job)しているということですから、仕事への関わり方を変えるか、仕事そのものを変えるか、職場を変えるか、何らかの対応が必要かもしれません。

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