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働く(work)というのは労働(job)ではなく、生きることと同じこと

働きたくない、と思っている大勢の日本人について私も真剣に考えたことがあります。やはり日本では仕事と聞いて勘違いしている方があまりにも多いということです。

 

仕事と切り離されたところに私生活があり、多くの日本人の場合、特に私生活が重点と考えられているところがあり、仕事は適当に便宜的に済ますべきものという考え方が蔓延しすぎているように思います。しかし、こうした考え方は決定的に間違っています。なぜなら、仕事には二種類あるからです。英語で言うとWorkとJobです。

 

自分の役割をしっかりと自覚して行うのがworkです。かけがえのない存在である自分だけが出来ることを社会を通じて、世間にたとえ少しであっても付加価値を提供して行くのがworkです。

 

一方、結局は誰でもできることを事務的に行うのがjobです。簡単に言えば、嫌々やるのがjobです。なぜなら、誰でもできる作業だからです。しかし、今やjobはAI(人工知能)によって完全に置き換えられつつあります。しかし、人間というのは働くことから逃げることはできません。それは、働くことは生きることだと同じことだからです。

 

最近、このように日本人は働くことへの価値観が大きく2種類に分けられているように思います。そしてその変化のあとから、働こうという意思が強くなった人がいる一方、早々にマニュアル仕事を終えると友人や家族との夕食時に、溜まりに溜まった不満を吐き出す、さらにはTwitterにも書いてしまうということを毎日のように繰り返しています。

 

そしてそこでの一言が漏れていつか誰かの耳に入り、当然、それを聞いたり読んだりした人は激怒するわけですが、当人からすればその同僚が落ち込む姿を見てほくそ笑む、といった態度を繰り返しています。

 

人生85年として、20歳で働き始めるとだいたい45年以上は働くことになります。人生の半分というのは、仕事と共に生きる社会構造になっているわけです。そうであるなら、仕事とうまく付き合って生きたいものであり、そうしなければ人生がつらいものになってしまいます。

 

さて、多くの日本人にとって働くということは単にお金(円)を稼ぐ、という意味で捉えられています。確かに生活をするにはお金が必要であり、家族がある人なら良い生活をしたいという思いがあるでしょう。また、独身者なら美味いものを食べたり、お洒落な服もほしいでしょう。そのためにはお金が必要であり、だから働くといった考え方です。つまり、働くというのは労働する、という意味で理解されています。

 

「労働」という意味を辞書で調べてみると、「身体を使って働くこと。特に、収入を得る目的で身体や知能を使って働くこと」「経済学で、生産に向けられる人間の努力ないし活動。自然に働きかけてこれを変化させ、生産手段や生活手段をつくりだす人間の活動。労働力の使用・消費」と記述されていました。

 

やはり辞書でも多くの日本人が働くということは収入を得る、という認識だということが分かりました。それはつまり、お金を得るために働くということでしかないようです。しかしその考え方では、誰かに強制されている感覚を感じるようになります。お金が必要だから「仕方なく」労働するという意味にならないでしょうか?

 

そう考えると当然、ほとんどの日本人はどうも仕事をしたくない、働きたくなくなるはずです。働くというのは労働、と考えているからこそ働きたくなくなるわけです。要するに、誰かに働かされている環境というわけです。しかし最近、働くことに対する認識が変わった若者を見かけるようになりました。

 

特に若者の間では、車を買いたい、お金持ちになりたい、といった欲がぱったりと息をひそめ、随分と身軽になっているのが分かります。具体的に言えば、働くことは生きること、だと気づいた若者が増えているというわけです。その日暮らしというと少し意味が違いますが、その時に生きるために十分なお金で充分と思うようになっています。

 

一方、新卒で今年4月に入社し、その時まで意気込んでいた若者は少し構えていたところもあり、どちらかといえば労働だと捉えているようです。実際に、上司や同僚との人間関係やお金の心配ばかりしています。しかし、3ヵ月持たずに退職した若者については意識が随分変わったように見えます。

 

起業するということになれば、本当に生計を立てないといけなくなります。つまり、生活する、生きていくために働かないとまずいわけです。そう思った時こそモチベーションが高まります。なぜなら、働かないと食っていけなくなるからです。つまり、そういう意識で行う仕事は、労働ではなく生きる事と同じだということになります。彼らは何かから解放された気分を味わうことができます。

 

日本の一般的な家庭では、父親は会社で仕事をし、母親も結婚前はフルタイムで仕事をしていましたが、現在はパートタイマーだということからも働くこととお金を稼ぐ、ということがセットになっているのが分かります。確かに、お金を稼げない仕事は仕事ではないとされていますが、仕事の目的はお金自体ではないはずです。そう思って働くと働くことに魅力を感じられなくなる若者は大勢います。

 

人というのは不思議なもので、働くのは生きるためと思った瞬間、急激にモチベーションが高まり、楽しくのんびり生きたいという気持ちまで芽生えてきます。生きていくための仕事なのだから、人生そのものが楽しくないと何のために仕事をしているのか分からなくなってしまうのです。

 

自然に生きていれば、お金なんて大して必要なものではないことが理解できるようになるため、生活のためだけ、生きるためだけに働けば良いという結論に至ります。つまり、それならば生きることと同じことになります。それならば、人生を楽しんだり、仕事を楽しむことにも繋がっていくはずです。

 

仕事が嫌、仕事がきつい、やりたくない、と言う人は、考え方を少しだけ変えてみるのはどうでしょうか。仕事が重荷になるのは、それがあなたにとって労働だからです。お金や自分の立場だけについて考えているからつらくなるわけです。

 

例えば、田舎で生活するのであれば消費する機会がほぼないことから、月10~5万円以下でも生活することができます。10万円を稼ぐだけで楽しく生活できるのであれば今よりは相当楽な気持ちになります。都会で毎日つらい思いをしながら20万円を稼いでいるのなら、必要のない10万を身の切り売りで得ているようなものです。

 

生きていくために必要なだけ稼いで、それ以外の時間はのびのび人生を楽しむというのも一つの生き方です。田舎では、いざとなればある程度の自給自足も可能です。一生懸命働いて、一生懸命お金を稼ぐというのは大切であり、尊敬できる意思です。

 

しかし、日本人のすべてがそうでなくてもいいわけです。そういう生き方が合わないのなら、違う生き方を探せば良いのです。そんなにも仕事が嫌というのなら、考え方を少し変えて生きるためだけに働けば良いのです。なぜなら、これからも仕事とは長い付き合いになっていくからです。

 

若者の仕事に対する意識が変わっていくのを見ると、近い将来、理想の生活を実現するのは中高年よりも若者の方が先に見つけるのだろうと思います。今までは、できるだけ仕事で消耗しないという考えだったものが、今では最低限稼いでのんびりとという方針へ向かうようになるでしょう。

 

田舎にある不便な古民家に住んで、必要なものはできるだけ自分で作って、おいしい食材でおいしいものを作り、必要な分だけ仕事をして、縁側で寝転がるような生活はスローライフと呼んでいますが、人間らしく生きるという意味で本来の生き方に戻るだけだと思います。

 

働きたい人はそうすれば良いですが、働きたくないのに仕事をさせられていると感じている人は、働くことの意味を少し考えてみたらどうでしょうか。そうすればまた違う発見があるかもしれません。

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