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カナダ人との会話方法とビジネス交渉術:カナダ人の交渉の防御方法と意思決定|Atlasマンツーマン英会話

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カナダ人との会話方法とビジネス交渉術

06.カナダ人の交渉の防御方法と意思決定

カナダのビジネスパーソンは、話題を変えたり、より突っ込んだ質問や直接的な質問をすることがあります。また、約束したり、強硬な立場を崩さないなの防御的戦術を使うことがあります。あなたの交渉相手を混乱させるためにテーマを頻繁に変える試みは抵抗される可能性があります。

      

文書化された条項を導入するのは、カナダ人が望む交渉プロセスの短縮化になる有効な戦術です。同様に、彼らは前もって印刷された項目を導入することを試す傾向があります。これらは会社の方針に基づいていて、 交渉の余地がない場合を除きあなたはそのような試みを無視し、全ての条項は個別に議論され、合意されるべきと主張することしかありません。

      

汚職や贈収賄というような腐敗は、カナダではあまり見られません。かなり価値のあるプレゼントを提供したり、賄賂ととられるような申し出をしないように強く助言したいと思います。

      

カナダの会社というのは、極度に階層化しているわけではありませんが、彼らは意思決定に影響を及ぼす広範な方針とプロセスを持っています。それらは常に守られていて、意思決定者は個人の場合が多く、グループまたは組織の他の人に相談することもありますが、しないこともあります。

      

カナダのマネージャー職というのは、彼ら自身と従業員の行動に対して責任を持つ傾向があります。意思決定の権限者は現場レベルの担当に任されるのが普通です。そして、他の人の承認を必要としません。

      

一般的に、カナダの会社では取引の大きさにより組織のどの段階で意思決定されるかが決まります。一旦、交渉プロセスが終わると意思決定は素早くなされる特徴があります。意思決定をする時には、ビジネスパーソンは特定の状況を考慮するより普遍的な法則を適用しがちです。

      

このことは、特にフランス系カナダ人の場合に当てはまると思います。実験的な証拠や他の客観的な事実が個人的な感情や経験よりも重視されているわけです。カナダ人のリスクの取り方は中間的でアメリカ人に比べると少し用心深い傾向が見られます。

      

会議の要約を作成し、交換することは了解事項やコミットメントを確認する方法としてとても効果的です。多くのカナダ人は一貫性を持っていることを誇りに思っている傾向があるので、少なくともそれらが十分に文書化されていれば、彼らのコミットメントを守ることになります。

      

暫定的な合意を最終的なものと考えるべきではありませんが、コミットメントを守ることを嫌がっている印象を与えることは避けた方が良いでしょう。なぜなら、両者でサインをした契約だけが拘束力を持った合意となるからです。

      

書面化された契約書は10~100ページに及ぶほど長くなる傾向があり、カナダでは法律的なものになります。それらには基本合意に対するものや不測の事態に対する詳細な条件が記載されます。それらは通常、彼らが定義した条項に対する取り消し不能なコミットメントであり、両サイドの合意でのみ変更することができます。

      

契約書にサインする前に、その分野に十分な経験を持つ現地の法律の専門家に相談するべきです。カナダ社会はアメリカほど訴訟好きな社会ではありませんが、カナダ人ももし必要なら法廷に契約を持ち込むことがあります。法律カウンセラーは、法律的なアドバイスをするために交渉プロセス通して交渉に出ても良いでしょう。

      

契約は通常、信頼できるものであり、合意した条項は拘束力を持つと考えられています。サインをした後で契約の詳細を変更する要求は不公平と考えられており、強い抵抗に合うことになることがあります。

      

現代では、女性は男性と同様な権利を享受していますが、その多くは男性と同等の収入と地位を得るために今でも苦労しています。それにもかかわらず、カナダの女性は大切に敬意をもって扱われることを期待する傾向があります。ビジネスウーマンが出張すること自体、カナダでは特に問題ではありません。

      

カナダでは、ビジネス ランチやディナーの場が開かれることがよくあります。カナダ人は食事の間でもビジネスの話をします。多くの社交的な場では時間を守ることが重んじられますが、ディナーには時間通りに行くことです。

      

そして、パーティーには約束の時間の15分以内 に着くことです。特に約束の初回にはビジネスの場にプレゼントを持っていくことはありません。あなたの意図を疑われないようにするために、最初の会議にはプレゼントを持っていかない方が良いでしょう。しかし、パートナーが契約がサインされた時には小さなプレゼントを交換することもあります。

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