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TOEICのアイデアはアメリカではなく、日本で生まれた③ TOEICの内容とスコアの不変性|Atlasマンツーマン英会話

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TOEIC L&Rテストで英語の4技能を効率的に学ぶ

03.TOEICのアイデアはアメリカではなく、日本で生まれた③
TOEICの内容とスコアの不変性

年間数百万人が受験し、多くの企業や大学、高校などでTOEICが採用されている最大の要因のひとつは、スコアが安定して変わらない、つまり「スコアの不変性」があるということでしょう。

 

スコアが不変でないと、その個人の英語力を正確に測定し、適切なインストラクションを施すことができません。スコアの不変性というのは、例えば、あるときに受けたTOEICスコアが500点だったとします。そして数ヶ月後に、あまり英語力に進歩がないまま再受験した場合、そのスコアは変わらず500点だということです。これがイクエイティングというシステムです。

 

もちろん、英語力には変化がないはずなのにスコアがちょっと上がったり下がったりすることがあります。これは「測定誤差」といわれるものです。すべての測定値には測定誤差があります。TOEICの測定誤差はETSの発表によると、±25点と言われています。

 

ですから、500点の人の英語力に変化がなくても、525点あるいは475点になることはあり得るということです。こうした測定誤差から判断すると、475点の人と525点の人の間には英語力の差はないということが言えるわけです。

 

ましてや、985点の人と990点の人の間に英語力の差などないわけです。ですから、ある研修を施してその成果が出たかどうかをTOEICで判断する場合、50点以上の伸びがないと正確に研修成果があったと判断しきれないということになります。

 

つまり、TOEICスコアの英語力は、正確な点数ではなく点数幅で判断すべきであるということです。そして、この「スコアの不変性」を可能にしている最大の特色が、アイテム・アナリシスとイクエイティングです。

 

アイテム・アナリシスとは、スコアの不変性やテストの妥当性・信頼性を保つための細かい分析・検証作業の1つがアイテム・アナリシスと呼ばれるものです。この分析作業は、次のように行われます。

 

試験が行われると、解答をコンピューターにかけ、200問すべての個別の正解率を算出します。これによって、各問題の難易度が出されます。一方、無作為に抽出された受験者のサンプルは、成績順に5つのグループに分けられます。

 

そして、そのグループごとに1問ずつ正解率が算出されます。ここでそれぞれの問題がうまく機能していれば、次のことが当てはまるはずです。

 

① 成績のよいグループほど正解率が高く、成績の悪いグループほど正解率は悪くなる。
② 難易度の高い問題ほど、成績のよいグループに正解が集中する。
③ 難易度の低い問題ほど、グループ間に正解率の差がなくなる。

 

1問ずつデータを出して、上の条件に当てはまらない問題があれば、それは「受験者の英語能力を正確に反映していない」可能性があるわけです。ですから、このような問題は再度レビューにかけられます。 そして、もし「正しく機能していない」と判断された場合は、採点から除外されることになります。

 

一方、イクエイティングとは、評価基準の不変性を確保するために、TOEICが行っている作業のことです。TOEICでは、素点で最終評価を下すのではなく、素点を換算点に置き換えて最終的なスコアを算出します。

 

「以前の問題を意図的に織り込む ― 単なる問題の使い回しではない」。このイクエイティングを可能にするために、新しいテストを作成する際に、以前に実施した問題の一部を新しい問題の中に織り込みます。そして、スコアの算出時にそれぞれのテストを比較し、難易度によってスコアにブレが生じないように調整していくわけです。

 

こうして、英語能力が変わらなければどのテストを受験してもスコアが一定となるというわけです。TOEICを続けて受験すると見覚えのある問題を目にしたり聞いたりすることがありますが、それは評価基準の不変性のためであって、問題を単に使い回ししているわけではないのです。

 

TOEICは、前にも示したように、Test of English for International Communicationの略です。「国際コミュニケーションのための英語テスト」というわけです。ですから、内容や問題はインターナショナルなものでなければなりません。

 

例えば、Part 1「写真描写問題」で使う写真にしても、世界中のどの人が見ても理解できるフェアな写真が使われます。ある国に特有のカルチャーが写っている写真は使われません。TOEICの問題は、インターナショナルであるということに加えて、「ある特定の人にとっては有利で、ほかの人には不利になる表現や単語は使えない」というルールに基づいています。

 

つまり、医療に関することでも、ごく一般的な表現は使えますが、専門的な医学用語は除外されます。文化的偏向がないかどうかも厳しくチェックします。政治や芸能関係なども避ける傾向にあります。

 

センシティビティ・レビューというのは、受験者にとって不適切あるいは気分を害するような内容が問題に含まれていないかどうかをチェックすることです。こうした表現には、戦争、人種差別、死、事故、特定の病気、アルコール、性的なこと、倒産、リストラ、その他のネガティブなことなどが含まれます。 ただ、このセンシティビティ・レビューが日本人の英語力に影響を与えている感は否めません。

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