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時代は2008年の「リーマンショック直前」と同じように動いていますが、日銀総裁の爆弾発言と中国から海外への巨大な資金流出を考えると、2008年どころか1929年の「ウォール街大暴落＝世界恐慌」を凌駕する規模と深刻さを感じています。2008年末までにニューヨーク・ダウ平均は48％も下落しました。その時、日経平均は7,000円を割りました。年金資産を試算すれば100兆円超の損失となりました。
今年7月末、日銀の黒田総裁はインフレ目標値2％は達成困難と発言しました。これからも先もいつインフレになるのか検討がつかないので、だから目標達成可能な日時は言えないそうです。これは、事実上のアベノミクス失敗宣言といえます。参議院選挙も終り、現実の困難さを日銀総裁が発言しました。つまりこの経済金融政策ではインフレにはならないのです。債務の問題を債務拡大で解決とする姿勢を自ら否定したも同然です。
そして世界を揺さぶった中国資源バブル、その張本人の共産党幹部の中国脱出計画が、着々と進んでいるようです。海外への不正送金、年間20兆円を超える不正送金が今年は異常値になるでしょう。タックスヘイブンに送られる不正資金の動きから中国経済破綻のタイミングが見えてきます。そして首謀者の海外脱出です。気がつけば、北京には幹部が誰もいないという、小説より奇異な話になりそうです。
アメリカが過去100年間で使ったセメントの量より過去3年間で中国が使ったセメントの量が多かったようです。壮大な資源バブルを膨らした当事者は賄賂、横領資金を海外送金しています。中国・共産党と軍の支配する詐欺国家の終りが秒読みに入ったようです。借金を重ねる銀行や大企業群など、その内容はいけるとこまで走る無責任、止まれば破綻の構造になっています。
さて、円高の時間帯が来ていますが、ヨーロッパの金融危機の隠し方は頭隠して尻隠さずと何ともお粗末な銀行株の現状を見れば、日銀・黒田総裁の爆弾発言と同じような発言が出るでしょう。それは、「もうこれ以上出来ない」と言う発言です。人類の歴史上、最低の金利なのにヨーロッパの株価はすでに暴落しています。「そんな国あったの」といわれるほどの国家の破綻が多くなりつつあります。債務不履行はアメリカでは1930年代にすでに達しています。
怖いのは、ニューヨーク株の信用買い残高の減少にも拘らず、株価は新高値と言う現象です。買う人がいなければ株は下落します。しかし、この最高値は日銀や欧州中銀によるニューヨーク株買いだから始末に困るのです。空売り筋も大方消えているようです。なので、暴落は一直線に落ちていくかもしれません。それほど株式市場は歪められているのです。そして、驚くことに歪めた張本人が政策は機能しないと言っているのです。
株価の行方を知る人は世界に一人もいません。しかし、その株を買っている日銀総裁が、「政策は失敗している」と言うのですから、黒田総裁の辞任も近いでしょう。世界の中央銀行が模倣した日銀方式の失敗と黒田総裁辞任による金融危機が始まるのではないでしょうか。
2008年と違う点は、8月の時点で既にニューヨーク株は25％下落し、反発していたという点でしょう。次に金融破綻がアメリカに起きていて、金融再生の施策が実地されたことでしょう。
今回はこの金融破綻を隠してきた、そのツケが回ってくるでしょう。すでに破綻しているヨーロッパの銀行と米国住宅公社、そして日本は地方銀行ですが、中国のそれは自転車操業なのでヨーロッパより悪いでしょう。この分野に集中してきたAtlasのWebマーケティング事業部の恐慌への傾向と対策は、これから起きること、その規模と世界的な広がり、そして過去のパーターンの動きまで予測できていると思います。
2度あることは3度ある。2000年と2008年の記憶とそれ以上の経済災害が待っているこの秋ですが、相当な忍耐力がなければ、こんないかがわしい世はまともに渡れないでしょう。政治家のタカりタカられは終了し、ほとんどの成金は消える時間が近づいてきました。夏の終わり、蝉の泣き声が消える時、バブルもその時代の寵児もカリスマもすべて消えることになりそうです。
夢がない人生も夢のない国も面白くはありません。だから面白くない時代を面白く生きていたいのです。いよいよ常識的な幸福の崩壊が始まりそうです。コラムをすべて読んでくれた読者には、入会金を無料にしたいと思います。夢が無い人は寂しい、夢が無い時代はAtlasマンツーマン英会話で夢を作りませんか？
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