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FOMC直前、ニューヨーク市場発のリーマンショックを超える金融危機と
ドイツ銀行ショックの可能性

FRBは利上げによる株価急落を非常に気にしているようです。しかし9月21日のFOMCでの利上げの可能性は意外に高いと考えています。16日にはドイツ銀行の株価が1日で9.3%も急落したばかりですが、このようなタイミングで金融政策決定会合があるとはまさに皮肉です。

 

いよいよ重要な週になりました。21日はFOMCです。利上げがあるのか、見送られるのか。市場はこの決定に注目しています。しかし、繰り返すように、結果を待つしかありません。結果をあらかじめ予想して、それに対してポジションを持つことは、あまり賢明でありません。

 

巨額の資金を運用するヘッジファンドや機関投資家は、イベントごとにポジションを調整することはできませんが、個人投資家はこれができます。機動的に動くことができる個人投資家の方が有利な時は最近は増えているように思います。

 

それにしても、最近の市場関係者や投資家は、FRB関係者の発言や金融政策の動向に、あまりに過敏に反応しすぎているように思います。これはFRBも同じで、市場動向を気にしすぎていることで、利上げが遅れている可能性があるからです。

 

雇用はすでに十分すぎるほど回復しています。完全雇用状態にあるというのが、市場のコンセンサスになっています。また、懸念されていたインフレについても、16日に発表されたCPIはコアベースで前年比2.3%の上昇となっており、水準自体はすぐにでも利上げできる状況です。

 

このように、実際には利上げはいつでもできる、むしろすぐにでもしておいた方がよい状態になっています。しかし、FRBは利上げによる株価急落を非常に気にしているようです。さらに言えば、世界的な低金利状態による米国債への過剰投資の巻き戻しを恐れているともいえます。手だてが遅れたことによる、今後の市場崩壊リスクの増大に戦々恐々としているわけです。

 

日本と欧州の中銀による量的緩和策の継続とマイナス金利の導入で、世界的な低金利状態が加速しました。これが「低金利バブル」を作り出しています。最近になって、これまでの低金利と過剰な債券への投資に警笛を鳴らす声が多くなり始めました。

 

残念ながら、多くの投資家はすでに大量の債券投資を行っており、金利上昇に耐えられない状況を自ら作ってしまいました。金利が上昇し始めると、世界の多くの投資家は耐えられなくなり、債券ポジションの解消に走らざるを得なくなります。これがさらに金利上昇を招くという、まさに負のスパイラルを引き起こします。

 

こうなると、債券の代替として買われてきた、高配当株や公共株も暴落せざるを得ません。これまでこれらの株式を購入してきた背景が180度変わってしますのですから、機械的な売りが出てきます。このバブルの崩壊による市場への影響は甚大なものになることは確実とみています。

 

時限爆弾のスイッチはすでにオンの状態になっています。あとは、爆発までの時間がどの程度にセットされているかだけです。もしかすると、FRBがあえて利上げというトリガーを引いて、想定よりも少し早く爆発するかもしれません。21日のFOMCでの利上げの可能性は意外に高いのではないかと考えています。

 

利上げするか、しないかの二つに一つしかないのですが、可能性はまだ残っていると思います。もし利上げがなくても、いずれするのですから、利上げ先送りは延命策でしかないということです。もう結論は出ています。

 

さらにきわめて懸念されるべき事態が発生しました。ドイツ銀行の株価急落です。16日には1日で9.3%も下げています。今回の株価急落の背景には、米司法省が住宅ローン担保証券(MBS)の不正販売をめぐり、和解金の支払いを要求したことにあるようです。その和解金の額はなんと140億ドルです。1兆4000億円以上です。この額をどうやって支払うのでしょうか。

 

ドイツ銀行はすでに業績が大きく悪化しており、現在店舗縮小などで立て直しを図っているということです。しかし、縮小均衡となる中で、短期的には収益拡大は見込めない状態にあります。このような状況にある中での巨額の支払い命令です。増資するしかないのでしょうが、誰がその資金を出すのか。現時点で言えることは、かなりの確度で大変な事態が起きる可能性が高いということでしょう。

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