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2007年に倒産した当時最大手NOVAの1月突然復活CMと10月現在の真相

2016年1月から、英会話スクール「NOVA」のテレビCMが復活したのを覚えているでしょうか。NOVAうさぎが歌う軽快なフレーズに、懐かしい思いをした人もいたでしょう。

 

NOVAうさぎはDJやダンス、野球、サーフィンなどをこなし、黄色いくちばしと瞳がないのが特徴でした。CMの中では、必ず人間がツッコミを入れるところを見ると、NOVAうさぎはいわゆるボケの立ち位置と思われます。しかし、なぜ1月にCMが復活したのでしょう。また、10月現在、CMを見ることは一度もなくなりました。NOVAの変遷をたどってみたいと思います。

 

「駅前留学」という言葉を広めたNOVAは、当時は株式会社ノヴァが運営しており、その企業キャラクターがNOVAうさぎでした。2002年頃に登場するや否や大人気となり、NOVAのCMは翌年にCM好感度ランキング2位にまで上り詰めました。

 

NOVAうさぎのCMは全36種類オンエアされ、当初は入会者のみがもらえたキャラクターグッズが、一般向けにも販売されるほどの人気を誇りました。また、菓子メーカーや玩具メーカーとのタイアップも展開されるなど、一種の社会現象といえる広がりを見せたのです。ちなみに、当時小学校で流行するなど、子供たちが真似していたCMソングは、ドワンゴ取締役で音楽プロデューサーの志倉千代丸氏によるものです。

 

当時、大活躍していたNOVAうさぎですが、その後姿を消したのは会社が倒産したからです。NOVAは人気を集める一方、従業員に対する給与未払いや消費者トラブルが絶えず、2007年に経済産業省から一部業務停止命令を受け、約30万人の受講者がいたにもかかわらず倒産しました。同時に、NOVAうさぎのライセンスビジネスも中断されたのです。

 

その後、事業はジー・エデュケーションという会社に譲渡され、新たな経営陣の下で、2008年にはNOVA復活祭というキャンペーンをしています。現在は、株式会社NOVAとして、当時と同じNOVAブランドの英会話教室などを全国で展開しています。

 

NOVAうさぎも、ブランドやキャラクターのライセンス事業を行う株式会社ヴィジョンズの下で、2012年からキャラクター市場に再登場しています。しかし、世間的には、今年になっていきなり復活した感が否めません。姿を消している間に生まれたゆるキャラブームも去りつつあり、今さらの登場には哀愁すら感じられるのです。

 

2010年には当時の業界2位ジオスが倒産しました。その3年前、NOVAが倒産しましたが、あの時はよく今まで倒産せずにやってこられたものだと思ったものです。実は、AtlasWebマーケティング事業部では、NOVAが倒産することは、2004年後に予測していました。2003年の秋頃から、多くのNOVAの社員が会社を辞めて、Atlasマンツーマン英会話の採用試験を受けに来ていましたが、会社を辞めた理由というのが、「NOVAはもうすぐ潰れます」というものでした。当時、お茶の間留学が大失敗で大赤字だったのでしょう。

 

そもそも、NOVAの場合、レッスン内容がひどく、英会話を習いに行ったらドイツ人が教えていたということまであったと聞いています。教授法に関しても、テーブルを囲んでただ外人とおしゃべりをするというのは、明らかに効果が低い教え方です。外人と英語で話をしてみたいという人の自己満足にしかならないというのが、現実的な見方だと思います。

 

NOVAの場合、上達効果がほとんどない上に失敗した事業を継続したので、倒産するのは当然の成り行きでした。また、入学手続きをするまで帰さないという監禁商法までやっていたという話もあります。語学教育業界では、NOVAは悪徳商法をやっている英会話スクールの一つと見なされていたのですが、世間の人は、それを全く知りませんでした。

 

当時、NOVAやジオス、イーオンが躍進していた頃、Atlasマンツーマン英会話はよくこの3校と比較されて、「NOVAやイーオンは規模が大きいから信用できるが、Atlasは信用できない」などと言う意味のことを言う人までいましたが、実際は、逆だったわけです。

 

常識として知っておいた方がよいのは、悪徳商法をやっている英会話スクールというのは、大手英会話スクールの中にしかありません。英会話スクールが悪徳商法をやるには、ある程度以上の経営規模というのが必要だからです。人をだますには、まず見かけをよくする必要があり、見かけをよくするには、全国的な規模が必要です。きれいな教室で、立派に見える教材を用意しないといけません。また、だますためのノウハウを蓄積する必要があります。普通の英語の先生が教室を始めた場合、こういうことは全く不可能ですから、悪徳商法などできないのです。

 

ジオスやイーオンの場合は、悪徳商法とまでは行かないと思いますが、いろいろと悪い話を聞く学校でした。入学の勧めとか更新がかなりしつこいと聞いたことがあります。女性社員が会議に出たところ、会議中に上役の社員から灰皿が飛んできたという話もあります。非常勤講師をやっている人の場合、十分な仕事を与えてもらえず、生活ができないため、退職する人が多いという話も聞いたことがあります。

 

現在もしつこく生き残っているイーオンやECC、ベルリッツなどの大手では、非常勤講師は他に職を持つことが許されないそうで、非常勤講師としてもらう給料が少なければ、生活できないそうです。レッスン料は高いかもしれませんが、非常勤講師の給料なんて、時給1000円~2000円ですから、一日3時間や4時間のレッスンを週に2~3回やるだけだったら生活できないでしょう。先日、ECCの講師で、月3万円の給料という例を聞いたことがあったほどです。

 

当時、NOVAは悪徳英会話スクールという評判が高い英会話スクールでしたが、NOVAほど悪徳とは言われていないイーオン、ECC、ベルリッツ、Gaba、CoCo塾なども倒産する時代になるかもしれないとは、やはり驚きです。しかし、今後、レッスンを受けられなくなった生徒で、返金してもらえない人が出てくるとなれば、この5校も悪徳英会話スクールと同じだと世間の人は見るかもしれません。

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