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ＭＭＦから資金が流出、１５０兆円がわずか一年で９０兆円の残高になっています。そして短期国債は９０兆円の残高が１８０兆円に増えています。投資家のＭＭＦがなぜそれほど大量に解約されたか、１０月１４日の法改正で、ＭＭＦは元本保証が出来なくなるばかりか、引出しが出来なくなる可能性を指摘しています。
銀行や機関投資家には、より自己保全できる改正だといいます。これだけの大ニュースを報道した新聞は一つもありません。驚くことに、マスコミも資金移動のこれほどの巨大さが今年の１０月１４日から施行されることを誰も報道していないのです。
先日、友人であり金融のプロでもある、サンフランシスコとニューヨークに住んでいるアメリカ人たちに、この件を国際電話で話すと初耳と言われてしまいました。プロも知らない事態が、市場で起きているのです。しかも、ＭＭＦ解約６０兆円で、短期国債に９０兆円も資金が流出しています。売りより買いが多い短期国債ですが、現在金利は上昇しスプレッドも急拡大しています。
この短期金利、LIBOR（ロンドン銀行間取引金利）の上昇が、大がかりな情報隠ぺいの中で行われた事に驚いていますが、LIBORの金利は現在1％ですが、数年後には4％になるという、そのゴールドマンサックスの分析で金融破綻が秒読みに入ったことを確信しました。LIBORが上がればニューヨーク株は下落します。今年6月からの急速な金利上昇が止めようもないことですが、これで決まりました。
ＭＭＦが、もはや自由に引き出せない運用ならば、残りの９０兆円も解約が進むでしょう。それは短期国債の金利が上がることを意味するからです。ＭＭＦの運用の中に、多くの短期国債がありますが、この解約売りを吸収するには金利を上げる必要があります。
だからスプレッドも拡大し、このＭＭＦの資金移動がLIBOR金利を上げる必然となりました。これは、ニューヨーク株市場に大影響を与えることになります。一方、日本では財務省試算で、金利１％上昇で６７兆円の国債の損が出るようです。
LIBORが上がり、約1ヵ月でＮＹ市場は激変を迎えるでしょう。すでに6月から上昇開始しているLIBORの動きはさらに加速をつけ上がっていくでしょう。ということは、明日ニューヨーク市場が崩壊してもおかしくない状態なのです。
さらに、インデックスドル指数は９８までに来ましたので、金融危機を示す指標がすべてリスクオンになった現在、それが明日起きても不思議ではありません。Atlasの全社員ではすでにそれに身構えています。さて、始まればすごい事件になりそうです。1929年に起きたウォール街大暴落では、アメリカで500万人、日本で２００万人の失業者を出しました。
物価は1928年を100とすれば1929年は96になり、そして大恐慌時の1933年は64にまで落ちました。これだけの債務を国、企業、国民に負わせたマイナス金利とその規模は1929年の比ではないことがわかります。今年から相続税は基礎控除が約50上がりました。マスコミはこの事実を報道していません。そして税金をマイナンバーで管理し始めました。日本に住む給与所得者4000万人は、税金から逃げられない現実が来ています。
約5年ほど前、Atlasの会員から相談がありました。その方はゴルフコースを経営しており、3億円の相続税がかかるという内容でした。すぐに当社の税理士に相談してもらうと500万ほどの税金で済んだようなのです。
名古屋の中心部にも土地があり、顧問税理士も税務署も3億円払えと彼に迫ったようです。しかし、当社の税理士は、その土地は農地だと条文を解釈しました。その土地に自宅用の農作物を作っていないかと確認し、たとえ数坪でも野菜を作っていれば農地だと解釈したのです。税法に農地の規模規定はなく、自宅用でもいいようなのです。3億円も国に払わなくて済んだ話です。
本当のプロの仕事はレベルが高く、とにかく本物のプロは違います。特に税金はすでにグローバルな税務の世界に入っています。国は税収が減少する中、給与職者には国税が酷税になっているのです。
今後Atlasでは、10ヵ国語による語学上達のためのマンツーマンレッスン（毎回払い制）と世界の政治と市場の最新情報提供、そして税法を考えた新しい税の運用手法を紹介していきたいと思います。本当に賢い人は税金を払いません。それは社員にマルチリンガルと世界の情報通を揃えたAtlasしか知らない技術です。
さて、１２月１５日に来年の税法改正があります。その前後に、何をその時点ですべきか案内したいと思います。年金受給者や自営業、個人事業主など、みんな喜んでくれるに違いありません。しかし、給与所得者には残念な税法のようです。
特に年金受給者には喜んでもらえる仕組みになるはずです。税金で回収するため考えた税金の運用は相続税にも応用できるはずです。グローバルなリテラシーを追及するAtlasマンツーマン英会話では、まずは英語と税金の運用をします。
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