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日本も含め、世界の市場は幾つもの警告を出しています。これ以上は上に上がれないレベルに来ています。現在、ニューヨークダウが先物で18,000ポイントになりました。そしてインデックスドルは98.になり、大手英会話スクールの教室閉鎖→統合が始まっています。注目すべき指標は、いよいよ大暴落の起きる水準まで来ているようです。もう上がれないでしょう。あと1％下に下がればバブルが終了する場所に来ているようです。
最近、オックスフォード大学の研究によれば47％の職業が消えるというネット広告を見かけました。職業より失業率が日本でも20％以上になるという算出です。ちなみに、難民だらけのヨーロッパではすでに40％を超えている国が多いようです。史上最大の債券バブルを作り、マイナス金利にして債務は返済できない天文学的レベルともいえる状況になっています。
先日、カリフォルニアのシリコンバレーに行き、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグのスピーチを聞いていて驚いてしまいました。彼は言いました。「政府とは約束を破るもの。大企業も約束を破る。年金の約束も、収入が減れば反故にされる。企業も自らを守るために賃金を下げる。国との約束とは破られるものなのだ」と改めて知る機会が与えられ、遠くアメリカまで行った甲斐がありました。
マイナス金利による異常な低金利が銀行経営を歪め、株価は暴落しています。国家債務は日米欧で優に3,000兆円を超えています。日本は1,000兆円の借金に100兆円の年間予算、そのうち50兆円が税収による収入です。もはや国には借金を返す原資もなければ返す予算もありません。そして年間50兆円ずつ借金が増えているようです。一方、アメリカでも軍事費が巨大な支出項目になっているようです。国の借金はもう返せないし、返す気もないようです。
もう、約束を守れないレベルに来た国家財政ですが、そして異常な低金利でどうにか運営されてきた大企業も金利が上がれば運営が大変になります。財務省の試算では、日本国債の金利が１％上がれば67兆円の損が出るそうです。ＧＤＰの14％近い損ということになります。アメリカやドイツは3％程度では影響は少ないですが、日本とイギリスは対ＧＤＰ比13％の損になります。アメリカは12月にも利上げ金利をするようですが、市場の動きからは11月の可能性が高くなっています。
さて、ニューヨーク総合取引指数は9月で天井を打ち上がりきれないでいます。その動きから2000年のITバブル崩壊でニューヨーク株は暴落し、実に85％も下げました。そして、2008年と2015年の年末と同じ動きをしています。下がらないニューヨーク株のように見えますが、中央銀行が1,300兆円も使った株価操作による世界の中央銀行や日本の公的年金が買っているといいます。すでに他に買い手がいないのです。
一年前からＭＭＦの投資家は150兆円から90兆円に残高を落としました。そして短期国債は90兆円から180兆円に増えています。ＭＭＦが解約され、代表的な短期金利は上昇に転じています。そしてアメリカ国長期債は天井を打ち、金利低下が終わり、その日から今まで巨大な売りを継続しています。つまり市場から資金が逃げ始めています。9月の統計では５ヵ月連続でアメリカ国債から資金は流出しています。
先週は英ポンドが10分間で10％下落し31年ぶりの安値を記録、さらに中国人民元は6年半ぶりの安値、そして米ドルは７か月ぶりの高値になっています。この米ドルの上昇、そして他通貨の下落こそがニューヨーク株に影響を与える最大の要因となりそうです。ドルインデックスが上昇して2週間以内で市場は、ニューヨーク市場は異変を迎えそうです。
以上、変化の兆しは日々上り始めています。情報が瞬時に世界を移動する時代では、アルゴリズムにより瞬間に売りが売りを呼び、売りが全世界同時に始まる一方通行の市場になっています。その怖さが2016年秋のメランコリーな動きなのですが、これまでの仕組みが壊れそうです。SNSでお友達なんて妄想です。友には友の作り方があります。時代が壊れる姿を注視したいと思います。
人生の宝は友達ですが、市場が壊れ、サラリーマンや公務員が安泰な生活は終わりを遂げそうです。つまり、リスクを伴う人生の始まりですが、facebookのザッカーバーグが言うように、政府は約束を破り、資本主義は自己責任だけで、法的に許された制度を使う勉強、友達を得る努力が報われる時代が来るでしょう。しかし、政府を頼り、タカった人々には厳しい時代の到来です。
次の準備は、誰もが知りたい英語学習法の話です。元気な話にします。２０年以上にわたるAtlasの実験的な運営から得た英語学習の知識と経験を、そして実際に英語を運用しつつ、元気に時代の混乱を生きていきましょう。
自分の才覚で生きる時代が来ています。年金は今の50代以下の世代には出ないでしょう。1989年の日本バブル崩壊、2000年のＩＴバブル崩壊、そして2008年のリーマンショックと、自分の人生に襲い掛かる危機、それを自分の才覚で生きるようになりましょう。大混乱は大チャンスです。時代に備えておきましょう。
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