東京の渋谷という街は、経済効率の悪い街として昔から知られているようです。情報発信にコストをかけなければ人が集まらないマーケットなのです。そして、情報だけ取ってものをあまり買ってくれません。
渋谷は、1年365日祭り騒ぎを演出して集めた人々の購買力は銀座、表参道などの大人の街と比べると実に貧弱です。そういうわけで、渋谷は、いつまでも子供の街のまま、悪ガキたちに食い潰されている街といえます。その悪ガキの街である東京渋谷が、年に何回か、ならず者たちに野生動物に占拠されます。
将来、日本で経済的な大変動が起こったとき、過去、渋谷で何が起こったかを思い出せば、こうしたならず者たちから身を守る術を考えるべきでしょう。今年も悪魔崇拝の儀式であるハロウィーンが10月31日に終わりました。渋谷の街はいつものようにゴミで溢れかえっています。
広告代理店と編集者が編集しているファッション誌に利害関係を持つ一部のネットメディアは、「ハロウィンは定着した。年々、お祭りの規模は大きくなっている」と、事実と違うことを一生懸命に喧伝しています。ハロウィーンなど、銀座、表参道、麻布では決してできません。六本木でさえできないでしょう。
はっきり言えば、ハロウィーンは、定着などしていないし規模も大きくなってなどいません。むしろ、総体的には、年々規模が小さくなっているようです。ほんの一部のならず者たちがバカ騒ぎをしているだけです。第一、こんなものが新しいファッションになっていくわけがありません。広告業界関係者のセンスを疑ってしまいます。
ノーベル文学賞の辞退をほのめかしていてるボブ・ディランも、自分が悪魔に憑依されたサタニストであることをメディアにカミングアウトしています。自ら、自分が悪魔教の伝道師としてのミッションを仰せつかった人間であることを自白しているのです。
だからこそ、さして才能があるとは言い難い彼らが、トップ・アーティストにまで上り詰めることができたのです。そして、ここにきて彼らの精神はボロボロになってしまっています。彼らは悟って、今救いを求めています。彼らの憑依前と憑依後は大きく違っています。
変わり果てた無残な姿になったレディ・ガガも、憑依前はピアノがなかなか上達しないことに悩んでいたようです。その他、大勢のMTVミュージシャンやハリウッド・セレブたちも、もはやメディアに憑依を隠さなくなってきました。いくらメディアが仕掛けても、総本山のアメリカでさえ徐々に下火になっていくでしょう。日本においても、やがて、ハロウィーンは、一部の悪魔崇拝者だけの仮装パーティーになっていくと思います。
そもそもハロウィーンのルーツは、古代ケルトのサムハイン祭が表向きの説明として流布されていますが、そこに出てくるハロウィーンのベルが、聖書に登場する偶像崇拝バアル神のことを指していることがわかれば、彼らがなぜお化けの格好や悪魔のコスチュームで仮装をするのか納得するはずです。
ハロウィンが祝賀するベルとは、バアル、オシリス、ジュピター、バッカス、そしてニムロデ(ニムロッド)と同じ意味です。細かい説明を省きますが、つまり、それは米ドルの1ドル札の裏面に印刷されているピラミッドの頂点にある「すべてを見通す目」のことなのです。
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