この数日、まったく奇妙なことが立て続けに起きています。テレビの報道番組のキャスターたちは、「なぜ? なぜ?」と平気で言うようになってしまいました。報道機関の人間ともあろうものが、まったく恥ずかしいことです。
さて、経済崩壊や戦争についてのコラムを書くとき、予想していたことではありますが、やはり「なんてひどい記事を書くのか」といったクレームが数件寄せられることがあります。しかし、一般大衆や国を責めているのではなく、こうした特定の組織や個人が利用している悪を非難しているのですが、どうも多くの日本人には、その分脈が理解できないようなのです。
毎度のことではありますが、この20年近くを日本で生活していますが、やはり多くの日本の女性は視野が狭いと思います。目の先一寸しか見えない女性が多いと感じるのです。彼女たちは総じて無責任であり、学問がなく、物事の道理を知りません。そんなことでは自分の子供さえ守れないでしょう。
日本の大手広告代理店や主要メディアが、特定の人たちを利用している悪とは、実はそうした無知な日本の母親の中に宿っているように思います。
例えば、ある宗教団体の女性幹部のように、こんなひどいことになっているにもかかわらず、「御本尊様が安倍さんを応援しなさいと下級信者たちに言っている」ように、多くの新興宗教にのめり込んでいる信者たちは、自分の罪に気が付いているのでしょうか。まるで、日本の宗教全体が憑依されてしまっているように思えます。
日本には、エイミー・グッドマンやロリ・ワラックは出てきません。テレビに出てくる女性政治家も、どこか間抜けなのです。霞が関の女性官僚、最近テレビによく出演しているシンクタンクの女性研究員や女性大学教授などはどうしようもないほどです。
あえて言えば、世界に通用するのは、公でプロとして活動している女性の中では、ジャーナリストで作家の堤未果氏だけでしょう。彼女の本を熟読すれば今の世界がよく理解できるはずです。つまり、安倍政権とは国会とは関係のないグループであり、アメリカ議会とは関係のない支配層と取引する代理人に過ぎないこともはっきりわかるようになるでしょう。
だから、自公の議員は中身も理解できないのにTPP承認案・関連法案を押し通そうとするのです。これは民進党の議員も同じです。自公は、自分たちでつくった法律を自ら破り、憲法を蹂躙し今では中国にひれ伏す寸前までの自己矛盾に苦しめられているようなのです。
仮想敵国は中国だったはずですが、肝心の中国の外交政策はどこに行ったのでしょうか?このままでは戦争で金儲けはできそうにもありません。それは、日本の政治家が日本の国益などに全く関心がないばかりでなく、日本を切り売りすることによって利益を得ようとしているからです。
安倍内閣とは、安倍首相をはじめ、大臣の多くはアメリカ留学組です。約20、30年前にアメリカで学び、帰国して官僚や大企業の社員となり、その後政界に入りました。もちろん英語に堪能でアメリカ人とのコミュニケーションも簡単に取ることができます。
さて、最近になって、三菱重工も悲鳴を上げているようです。彼らの悲鳴は、私たち日本国民と違って、兵器産業の衰退から出ているものらしいのです。いよいよ11月に突入し、日本は本当の正念場になりそうです。
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