2017年は、何が起き、また何をすべきなのか？｜Atlasマンツーマン英会話

ここに来て、2016年もあと12月を残すだけになりました。今年も無事にAtlasマンツーマン英会話を運営し、新しい年を迎えることなりそうです。今年は、アメリカ、韓国、中国をそれぞれビジネスとプライベートで廻って参りました。 そこで得た印象も踏まえ、書いておきたいことがあります。それは「2017年は、何が起き、また何をすべきか？」ということです。

今、欧米の統治エリートたちは世界の隅々までビック・データ化を進めようとしています。その上でこれをAI（人工知能）によって計算させようとしているのです。日本の大企業もこれを懸命に追いかけています。例えば、ソフトバンクの孫さんは、「そうすればきっと欧米には追い付かずとも、その次の地位は得られる」とまだ信じているのです。

しかし、これは浅はかな考えだと思うのです。なぜなら、基本的に2017年は本格的に構造が変わるからです。IoT、そしてAIの世界で、日本の大企業が欧米の大企業に追いつくことは決してありません。もうこの差は完全なるものであり、今からやっても遅いのです。でも、あきらめることはありません。

なぜなら、完璧に全てのものをデータ化すると、次にその陳腐化が始まることになります。あらゆるものがデータとして入手できるようになり、世間はデータで溢れるようになります。すると、今度はこうしたデータを「どうしたらいいのか？」ということになります。

日本の大企業は必死になって全てのもののデータ化を進めていますが、あとはAIが何とかしてくれると思っているようです。しかしAIは「決断すること」と「ゼロから1をつくるという意味でのイノべーション」は同時にできません。つまり、膨大なデータを処理は出来ても、その意味を最終的に読み取り、決断することはできないのです。これは最初からわかっていたことです。

データで満ち溢れるようになる一方で、今後、北半球では寒冷化が著しく進み、とにかく相場や気候の高低幅が激しくなってきます。こうした気候変動の激化の中で、自律神経をきっちりと保っていないと膨大な身の回りのデータを読み取るどころか、今、感じていることが果たして体調によるのか、それとも何らかのサインなのか、気づきなのかがわからなくなってくるでしょう。

しかし、トランプが次期大統領になったことからわかるとおり、実はもう不動産業は終わりつつあります。トランプは不動産屋です。彼の役割は、「どうでも良い地面は切って捨てるのでもう守らない、他方で世界でも良い地面はアメリカのために徹底して取りに行く」ということです。

今やビッグ・データやらAIを追っている場合ではなく、最後の最後、全てがデータ化され、全てが接続された瞬間に、全く違う世界が来ます。それは、修練を積んで選ばれた人と、そうではない人間との間の分別です。両者の差は余りにも激しすぎ、そして今回ばかりは選ばれた人だけが物理的にも生き残り、そしてそうではない人間は徹底して追い詰められ、やがて命を落とすことになります。そしてこのことは来年（2017年）1月末頃までに確定的になっていくでしょう。そこで2017年1月20日以降に生まれるのが、トランプ新米大統領なのです。

残りは2か月あまりになり、私たちAtlasでは、ギリギリまで「それではどうすれば良いのか」と悩める方々に対してのメッセージ、そして具体的なアドバイスをして行きたいと思います。しかし最後の瞬間、ちょうど、ノアの箱舟でノアが泣く泣く扉を閉め、大雨洪水に備えなければならなかったように、Atlasもこの扉を閉めざるを得なくなる瞬間がやって来ます。

真実は、ほどなくしてわかるようになります。強烈なバブルの発生と、その後、奈落の底に突き落とされるというすぐそこの未来があります。そこで人と人間との間に日本の間でも決定的な溝ができ、かつこれまでの富裕層までも奈落の底に落とされ、全く新しい人から成るリーダーが生まれてくる瞬間の到来です。

会社に行けば自動的に給料を貰えて生活できる。そんな時代がなくなるでしょう。ドン底を経験しても自分で何とかしようとする人が台頭してくる時代になるということです。周りを見ても言われたことだけしかできない人が急増していますが、これは恐ろしいことです。一人でも多くの人が自分で考えて前に進めるようになって欲しいと思います。