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「みんなで支え合おう」という日本村社会の崩壊

さて、国家規模でのコミュニティーの崩壊と都市部のコミュニティーの崩壊について、本質的には、両者は同じではありません。まずは、このことが、将来何をもたらすのか指摘しておきたいと思います。

 

まず、コミュニティーの崩壊は右傾化と深い関係があるようです。これは世界的な流れで、その例がアメリカのトランプ現象であり、フランスのルペン現象です。だからといって、国家主義や第二次世界大戦当時の翼賛体制ではありません。現代の右傾化とは、無知な右翼気取りたちが、方便で使っているポーズだけになっています。

 

彼らが言っているのは、そんなたいそうなことではなく「なぜ俺たちの将来が危ないというのに、老人たちの年金を負担しなければならないのか?」、「なぜ、生産活動に寄与せず、税金を納めない人々のために私たちの将来が犠牲にされるのか?」といった不満を右傾化という格好のいい言葉で偽装しています。

 

エセ右翼とは、村社会が大好きな日本人ならではの駆け込み寺のようなものです。今のところは不満とはいえ、少子高齢化の進展は恐ろしいほどのスピードで進み、さらに加速度をつけて激走することがわかっています。彼らはなるようにしかならないと諦めかけているのでしょう。

 

だから、社会秩序の崩壊を恐れ、コミュニティーの再構築が必要なのではないでしょうか。特に、機転の利く訳知りの人たちは、経済サバイバルできるように準備しなさいと言ってます。

 

年金は、安倍政権と日銀によって半分破綻させられています。そして、次は医療によって国民の首を絞めようとしていることは明らかです。国民は、それでも年金の掛け金を支払い続け、医療費の負担増にも寡黙を保っています。なぜなら、それが死につながるような致命的な貧困を防止することを心の内では知っているからでしょう。

 

これらのコストは、致命的な貧困を防ぎ社会の混乱を鎮めるためのコストです。つまり、社会秩序崩壊後、暴徒の暴力から、あなたとあなたの家族を守るために必要なコストなのです。だから、決定的な間違いは、これは政治の問題であって人道主義の問題などという生易しい問題ではないということなのです。

 

これを猛烈に批判している人々の多くが、どうも情緒的な人道主義に巧妙にすり替えられて誤った議論に誘導されているのが残念です。いわゆるネトウヨと呼ばれている人々は、もっと素直になればいいのです。彼らがやっていることは、その反対で、なんと「自力で生活できない人を政府が助ける必要はない」と言い出す始末です。そもそも言っている当人たちに、そんなゆとりがあるとは思えません。

 

最近の日本社会は、均一化された村社会が縦方向に階層化されて、各階層にそれぞれ社会主義が機能している状態になりつつあるようです。本来、村社会は横の広がりを持っており、横断的な連携を保っていました。ところが、ネット社会では自分と同じ生活レベル、消費志向、同じ思想をもった人々が、それぞれの階層をつくって全体としてピラミッド構造を形成しています。

 

政府の財源が枯渇し、十分な行政コストがかけられなくなってくると、上の階層の人々が下の階層の人々の切り捨てにかかるのです。それは、同じ階層の人々が、自分たちの生き残りのために横方向の村社会を強化し、結束し、その結果下を蹴落としていきます。

 

このようにして、階段を一段一段上がっていくように、下の階層の人々は段階的に淘汰されていくのです。だから、人々は一段でも上に上がろうとして必死になります。ここでは自由競争は死に絶え、あるのは切り捨てだけであるから、上の階層にいる人々は、酷薄な政府による下層の人々の切り捨てを応援するようになっていくのです。これが、人々には、一見すると右傾化に見えるのです。

 

富の再配分とは、この不公平感が増長される中で、各階層ごとに行われるから、やがては革命を誘発することにつながっていくのです。そして、最終的には市場は死に絶え、計画経済なしには社会が成り立たなくなっていきます。この手法は、マルクス主義者のオバマ政権で8年間行われてきたし、それはうまく成功しているようです。オバマ政権が計画的にアメリカの貧困化を促進してきたことがその証拠です。

 

結局、幾層にも分かれた中間層は、ことごとく消滅し、最終的には最上階の富裕層による富裕層のための快適な社会主義だけが残るのだけです。そのことを、共産主義社会と呼びますが、アメリカは、そこを目指しているのでしょう。しかし、多くのアメリカ人は、まったく気づいていません。

 

同様に、安倍政権下で、それは着々と進められています。先週、自民党は総裁任期を3期9年に延長することを決めました。アメリカの大統領と違って、日本の総理大臣の任期には法的な制限がありません。自民党の総裁が総理大臣になるので、これからもずっと総理大臣の椅子に座り続けるということです。ネトウヨは何も知らずにこれからも支援するでしょう。

 

ところが、そのネトウヨこそが、真っ先に社会から切り捨てられることが決まっています。これはアメリカで急激に台頭してきたオルタネティブ・ライトが目指している社会とよく似ています。日本では、アメリカ版の「ネトウヨ」のことであると翻訳されていますが、トランプを強烈に支持しているという点では確かに排外主義者に違いはありません。彼らの潜在意識の中では、アメリカ経済立て直しの足手まといになるような失敗した中間層など面倒を見なくても良いという差別意識がくすぶっています。

 

オバマケアの廃止を公約に掲げているトランプの熱烈な信者であることから、彼らもまた、潜在的には差別的な奴隷制度を認めているということになります。この点では、日本のネトウヨが、その無知のために現政権下で独裁主義に駆り出されているのと大して変わらないのかも知れません。

 

都市部では、とっくに崩壊してしまったコミュニティーの復活に期待が持てるかと考えてみても残念ながら、それはないでしょう。なぜなら、種々の通信機器による圧倒的な個人のアウトプットによって、国家による監視システムの構築をユーザー自身が助けてしまうからです。

 

それでも人々は、ツイッターやフェイスブックを止めようとしないだろうし、携帯端末から発せられる強烈な電磁波を浴びながら、決して手放そうとしません。そして、人工知能政府の誕生を、いっそうは早めることになるかもしれません。現実に着々と進んでいることなのですが、多くの人々には認知できません。

 

では、どうすればいいのか。それは、あなたが生きているうちにやって来る氷河期を、どう乗り切ればいいのか、という問いかけに対する答えと同じです。文明の利器を上手に使いながらも、秘境生活と同じライフスタイルに徐々に戻すことです。

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