11月29日にビットコインが一時130万円を越え、そして翌日の30日には80万円まで暴落しました。同時に、ほとんどすべての仮想通貨も暴落しましたが、現在は元の価格に戻ろうとしているのが見られます。
ウェブボットでは2018年の2月の末にビットコイン価格が150万円台になるとの予想でしたが、思った以上に早くこの水準に到達する可能性があります。しかし、ウェブボットの最新予想では、これまでのパターンにはなかったような乱高下もあるとしているので注意する必要があります。
今回の急騰の背景にあるのは、12月5日に予定されているSegWit2xのハードフォークでビットコインプラチナという新しいコインが誕生し、それがビットコイン保有者に分与される可能性があるということです。
そしてアメリカ大手証券取引所のシカゴ・マーカンタイル(CME)のビットコイン先物取引やナスダックの解禁などが背景になり、新しい資金がビットコインの市場に流入していることが理由なのかもしれません。
ビットコインプラチナの分与がないことが決定したり、12月10日頃に開始予定のCME先物取引で相場の変動を制限するサーキットブレーカーが導入されると、現在の相場は一気に下落することも考えられます。
ウェブボットの予想にもあるように、一方的に上げることはめったにないので楽観的になりすぎないことが重要になってきます。
一方、ビットコイン以外のいわゆるアルトコインでは、今回の暴落でも判明したようにダッシュは仮想通貨の中でも値動きが安定していました。これまでは穏やかに上昇しつつ、価格を若干下げるという動きでしたが、来年はダッシュを巡る環境は肯定的な材料が増えてくるようです。
今後もダッシュの急騰はアルトコイン全体の値動きをリードすることになりそうです。また、ダッシュの上昇時期とライトコインが連動しているようにも考えられます。ところで、アルトコインの急騰の背景となるのは、特にアメリカの経済システムに問題が発生し、仮想通貨を基盤にした新しいシステムへの移行が進むという予測があります。
この2つのコインの上昇期は、2017年春頃のリップルの急騰期よりも長期になる予測がありますが、そのリップルのデータは今年の冬から来年の春にかけてリップルは上昇するようです。ただ、リップルが他の仮想通貨の上昇をリードすることはなく、他のアルトコインの後を追いかけるように上昇するとありました。
また、ネオをとりまく環境はかなり良いものの変動の多い値動きになりそうです。特に、中国の市場で顕著になると予測されています。ただ、どのくらいの値動きになるのかの数値は今回のデータにはありませんでした。
最後に、ヴェリタシアムには多くの批判が集中砲火のように浴びせられたものの、過去の予測の変更はなく、来年から欧米諸国の経済システムがうまく機能していないことが明らかになり、様々な新しいシステムやサービスが始まります。こうした分野で使われるものの一つがヴェリタシアムというわけです。使われる分野は貿易と金融ということは、リップルにかなり似た特性を持っていることが分かります。
以前からウェブボットでは、2018年の2月からビットコインやアルトコインも、お祭り騒ぎのように急騰するとの予測がありましたが、今回のレポートではこの予測がさらに強化された印象があります。
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